乳児による水道水の摂取制限について(その2) – 68:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター災害情報 翻訳第68報


千葉県は3月24日、県内の2つの浄水場の水道水から乳児向けの飲用基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したと発表しました。また、船橋(ふなばし)市、市川(いちかわ)市、鎌ヶ谷(かまがや)市、浦安(うらやす)市の全域および千葉(ちば)市、習志野市、松戸(まつど)市、市原(いちはら)市、成田(なりた)市、印西(いんざい)市、白井(しろい)市の一部地域に対して、乳児には、水道水を飲ませないように呼びかけました。
 
乳児に水道水を飲ませないように要請している地域
(3月24日16:00現在)

エリア 市町村名
全域 船橋(ふなばし)市、市川(いちかわ)市、鎌ヶ谷(かまがや)市、浦安(うらやす)市
一部地域 千葉(ちば)市、習志野(ならしの)市、松戸(まつど)市、市原(いちはら)市、成田(なりた)市、印西(いんざい)市、白井(しろい)市

また、ミネラルウォーターで粉ミルクを溶く場合は、硬水はミネラル分が多く、下痢を起こすことがあるので、できれば軟水を使った方が良いです。

その他、イトーヨーカ堂は3月24日、乳児がいる家庭にペットボトル入り飲料水を優先販売すると発表しました。1歳未満の子どもがいることを証明する母子手帳を持参すれば、乳児1人につき2リットル入りボトル1本を販売するとのことです。
販売本数は店の入荷状況によって異なりますが、各店とも最大で1日100人分。まず、東京と千葉の40店で開始し、3月25日からは神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬の各県の店にも対象を広げ、合計117店で実施する予定です。

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