10月15日のレックラジオでは、福島県いわき市から来た高校生が演じた『Final Fantasy for XI.III.MMXI』について話しました。
この演劇は、福島県立いわき総合高等学校の演劇部によって、10月9日•10日に新長田のダンスボックスで行われました。
演劇を見たレックメンバーは、「東日本大震災の影響で、学校に一ヶ月いけなったり、文化祭がなくなったりして、不安を一杯抱えた中で、
素晴らしい劇ができるのはすごいなあと思って。そういう出来る高校生になりたいって思った。」と話してました。
笑って、泣けて、一歩進もうという勇気をもらえる演劇です。
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【『Final Fantasy for XI.III.MMXI』ーあらすじ】
大震災・原発事故の影響による文化祭の中止を阻止するため、ひろこ、良輔、崇太、泰規の4人は、現在立ち入り禁止となっている北校舎に「復活の呪文」を探しに行く。突如現れるホアン保安員、清水、溶解ゲンシーロ、サルコジらに、4人の行く手は阻まれる。「復活の呪文」を手に入れるためのマストアイテム「青い、透明な、ガラス玉」それは、ヒロコが親友キリカと一緒に、あの海辺で拾った思い出のビーチグラスだった。ヒロコは、牛、犬、鮎らの助けを借りて、すでに警戒区域に指定されていた、キリカの家の庭に埋まっているタイムカプセルを
掘り起こす…。 今、インターネット、新聞で見聞きするフクシマに関するさまざまなキーワードをユーモアをたっぷりに叫びながら、言葉にならない思いに祈りをこめて、少女の「さようならのやり直し」を描く。