11月23日(金)21時25分から放送の「東京ラブレター」(制作:OurPlanet-TV)は、原爆症集団認定訴訟の原告の女性をゲストにお迎えし、長崎で7歳のときに被爆し、どのような人生を送ってきたのか、そして、なぜ、原告になることを決意したのか政府に何を求めるのか、ということをお聞きします。
なお、この番組は11月25日(日)16時25分から再放送もいたします。
7歳のときに被爆し、大好きな長崎の街がなくなってしまった、と途方にくれた北山さん(仮名)。家族とともに非難する道すがら健康だった体に異変が起きた。原爆による影響であることは間違いなかったが、被爆者であることを隠しながら、体調不良にも目をつぶる日々。必死に働いても暮らしは楽にならない。2000年ごろ、原爆症認定制度を知り、申請したが半年後に一枚の却下通知だけが届いた。国はこんなにも冷たいのか。政府に近い東京に住んでいるのだから、被爆したままのほかの家族のためにも、この対応は不当であると原爆症認定集団訴訟に加わった。めざすのは、被爆者を真に救済する制度への改革と、二度と自分たちと同じ体験をする人
が出ないよう、核政策の転換。