小さな命が教えてくれる、たいせつなもの〜赤ちゃんの顔写真を撮り続けて17年:写真スタジオ「studio Cheese」代表 酒本和範さん


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まちはイキイキきらめきタイム水曜日、今日のゲストはstudio Cheese代表 酒本和範さん。

小学生の頃、外国の家族写真を見て、

「すてきやなぁー!」

と感じたことが写真家になるきっかけとなった、という酒本さんは塩屋駅(神戸市垂水区)前で写真スタジオを営んでいます。

ライフワークは「生まれたばかりの赤ちゃん」の写真を撮ること。

ある病院に依頼により、新生児の写真を撮影する仕事を続けていくうち、少子化によって、赤ちゃんの数が極端に減っていくさまを実感しました。

また、当時、子どもに手をかける悲しい事件も頻発していました。

「なんでこんなことになってるんやろ・・・。」

疑問に感じ、考え抜いた結果、

「大人が助けなければ生きられない、赤ちゃんのありのままの姿をみんなに見てもらう。」

という考えに行き着いたのです。

それから17年。
これまでに撮った赤ちゃんの数は5,000人以上。

最近では、東京の伊勢丹などで「生まれたての赤ちゃん1000人展」を開催するなど、少子化の解消のため活動されています。

写真に映った赤ちゃんの顔は、1つとして同じ顔はありません。
そこから「個性の大切さ」が伝わってきます。

実際に作品を見てきたパーソナリティ高見さんは、いろいろなメッセージを感じて圧倒されてしまったそうです。

お近くの方は是非「studio Cheese」酒本和範さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。

ちなみに酒本さんはデジカメを使いません。

アナログにしか出すことのできない奥行き、質感、色合いが赤ちゃんのかわいさを再現してくれるのだとか。

神戸市垂水区塩屋町1-994-6
「studio Cheese」まで

http://www.hi-net.zaq.ne.jp/studiocheese/