写真は、河正恵さんの4教室の作品展
「まちはイキイキきらめきタイム」3月26日の第4木曜日
担当は「あっちゃん」こと乾あつ子、そして「心美人のミョンジャ」こと朴明子
今日の誕生花は、「桜草」 花言葉は「真実一路」(山本有三の小説のタイトルと同じだ!)
詳しくは↓
12時10分あっちゃんの「北の新地の四方山話」
今日のテーマは「ランチ」。
新地の割烹などの一流の店でもランチタイムを設けているところがあるという。
ランチというからそう高くはない。もちろんお味も結構よろしいと。一度行ってみたいよ~。
12時30分からの「ヨロガジイヤギ(いろんなお話)」
「行ってきましたコーナー」とし、ポジャギ展、ピアノリサイタル。
「ポジャギと」は分かりやすく言えば朝鮮半島の伝統的な手芸で、パッチワークのようなもの。
[:太陽:]河正恵さんの4教室の作品展で、河さんと生徒さんをインタビューして来た。
最近は日本人がその魅力に取り付かれるているようだが、ここでもその様子が伺われた。
日本人には、最初に朝鮮半島の色使いの特徴などを話し理解をしてもらうそうだ。
東西南北の青白赤黒、中央の黄という五色の基本の色とする。
布は麻やシルク。3人の日本人の生徒さんに共通している感想は、この教室に来るまでポジャギというものを知らなかったが、作るようになってとても好きになった。
先生が朝鮮半島の歴史や文化についても話をしてくださるので作品作りが楽しいとのこと。
先生の作品に、絽のきもの(和服)を利用したのがあった。面白い試みだと思う。
韓伽倻ピアノリサイタル
大阪出身のカヤさんは現在ドイツで活躍中である。
時々日本に帰ってきてファンに顔を見せてくれる。カヤさんにはテクニックを磨く以上に大切なものがあるようだ。
一般の演奏会のようにピアノを弾くだけではなく、必ず「みなさん、こんにちは」と挨拶をするし、時には曲の解説などして声を聞かせてくれる。
プログラムに必ずコリアンの作品を取り入れている。
今回はハイドン、ベートーヴェン、ショパンなどの曲と共に韓国の作曲家、朴琶案泳姫(パク・パアンヨンヒ)の「喉のかわき」(約8分)があった。
カヤさんの両親の故郷は済州島である。済州島は朝鮮民族にとって悲しい出来事があったところだ。
1948年、祖国の分断につながる単独選挙を阻止しようとして、済州島の民衆が立ち上がって闘った。そのため30万近くの島民のうち4分の1が殺戮されたという。4・3事件といわれるその魂を慰め、二度と悲惨な出来事が繰り返されないようにとの願いを込めてカヤさんは、韓国の伝統的なものを生かす作曲家のパクヨンヒさんに委嘱したのだそうだ。
犠牲になった人たちを想い、「生」に向かって奏でる「喉のかわき」は、彼女のこれからの重要な位置を占める曲になるのだろう。カヤさんは控えめだが、人間はどう生きていくべきか、しっかりした思想を持っている人である。
今日の曲はハン・カヤさんの父上が指揮する音楽会のライブ録音から、済州島の民謡「オドルトギ」「二人でお茶を」「バイカル湖のほとり」世界の歌はノルウェーの「バイバイ」
朴明子記