(55年の歴史を持つ「いずみの会」の会誌。320号 (表紙絵は ミョンヂャの 切り絵))
2010年5月27日木曜日「まちはイキイキきらめきタイム」
担当:あっちゃんこと乾あつ子、こころ美人ことパク・ミョンヂャ(朴明子)。
<オープニングトーク>
最近自転車が増えて駐輪する場所が足りない。そのためあっちゃんは自転車を置く場所探していてぎりぎりに到着した。(~_~;)
<1曲目>「ダニー・ボーイ」アンディ・ウイリアムス。
<北の新地の四方山話>「お客様の服装」
クラブにあんな格好で来るかと思うようなラフな服装の女性が増えたとママさんが呆れている、って。
<2曲目>「白鯨」さだまさし。
逸れは3回目の映画化というメルヴィル原作の映画「白鯨」を見たのは10代の頃だった。グレゴリー・ペックが演じる、鯨のせいで片足を失った船長が何年もその鯨を追いかけ死闘を繰り広げ、最後は絡まった綱で鯨と共に海に沈んでいくシーンが今も脳裏にある。鯨に対する執念が人生の何かへの執念だったのか、大人になっておもんぱかる様になった。
<情報・お知らせ>
①同志社大「国際観点から見る日本の人種差別」
②歴史文化教室「韓国併合100年」をかえりみて。
③排外主義を許さない5・30関西集会。
④NHK番組改変事件「その時、何が起こったのか!何が残された問題か!」
⑤統一マダン神戸「同胞は一つ、民族は一つ、祖国は一つ」
⑥1950年・朝鮮戦争60年。
⑦アジア労働者交流集会。
⑧シンガーソングライター「ハンドル」交流コンサート。
<3曲目>「ホルロアリラン(ひとりのアリランの意)」、ハンドル。
<ウリエ ホヂュモニ(うちらのポケット)>
「行ってきましたコーナー」
・大谷記念美術館「韓国民画と絵本原画展」古い民画、可愛い絵、薄気味悪い絵などの若い人たちの絵本原画が展示されていた。美術館の庭は種々の木や花が多く散策できる。
・東海地域の女性の会「いずみの会」55周年の集い。
愛知県・蒲郡で一泊の集いがあった。一芸ある人が多く、ハーモニカ・カルテット、歌、お琴、詩吟などを披露した。私は相変わらずハーモニカで朝鮮半島の童謡と「ダニーボーイ」を… (――;)。
「いずみの会」の趣旨はこうだ。
「この会は、1955年10月、朝日新聞『ひととき』欄投稿者の呼びかけによって結ばれ自主的な学習を通じて、社会が平和で民主的になることをめざしている」
55年前に自立心旺盛な女性たちが作った会で、私は入会して30年足らず。同じような会が関西にもあって、私は両方に所属している。
「いずみの会」は社会との結びつきをしっかりと謳っていて、1人ひとりがいずみを母船として活動しているため、楽しいことだけを期待して入会した人は戸惑って退会する人が多い。以前は300人ぐらいいた会員が今では100人にも満たない。だが、志を一(いつ)にしてそれをレベルダウンすることなく続いている尊敬すべき人たちの集まりだ。会でコリアンは私1人だが私よりコリアをしっかり勉強している人生の先輩がいる。済州島4・3蜂起をテーマにした金石範の「火山島」7巻を2年掛けて先日読み終えたというすごい人だ。
会では会誌を年に4~6冊出しているが現在320号だ。書棚でかなりの嵩を占めているこの冊子をなかなか処分できない。
<4曲目> 今日の世界の国歌「ゴッド・セイブ・クイーン」英国。
<天気予報>
<エンディングトーク>
神戸新聞記事「論」から。
・鳩山政権のもっとも評価したいのは義務教育の年限延長化に繋がる「高校授業料無償化」だが、「朝鮮学校除外」という枠をはずさない限り全く意味がない(近大姫路大・鈴木正幸)。朴明子記