木曜日今日のゲストは川のほとりの美術館の岩田健三郎氏


川のほとりの美術館の岩田さんと

2010年1月28日「まちはイキイキきらめきタイム」担当 あっちゃんこと乾あつ子、心美人のパク・ミョンヂャ。
本日のゲスト 版画家・岩田健三郎氏(写真は川のほとりの美術館で)
◆今日の曲
①「センチメンタルジャニー」ドリスデイ。
②今日の国歌「ラ・マルセイエーズ」フランス。
~永久に栄えあれや 祖国フランスよ~
といった日本語訳の歌をちょっとご披露…(^^♪
③「クムソク 夢の中」チャン・サイク。
④「セーヤセーヤ プルンセーヤ 鳥よ鳥よ青い鳥よ」雑花塾。
<日本の侵略と韓国の抵抗のうた>というCDから。


◆北の新地の四方山話「節分」
節分の時はスナックなどでは「お化け」といっていろんな扮装してお店に出るそうだ。
例えば「大奥」が流行ったらそんな真似をしてみるようなことがあった。おいらんの扮装した人は物凄い「嵩」が高いらしい。

◆情報お知らせ
・拉致問題を考える講演会、蓮池透氏、康宗憲氏のお話。
韓国文化院の催し二つ
・クラリネット・デュオコンサート ・漆芸展
京都高麗美術館の・朝鮮虎展

◆ヨロガジイヤギ(いろんなお話)
岩田さんのいろいろをー
先ずは版画家の顔。版画が大好きな岩田さん。現在、神戸新聞に月に1度、版画と手書きの文字のエッセーを連載中。あちこちで版画を教えている。版画はいろんな手法があるが、絵が上手くない方が面白い作品ができるという。エッセーはブログに載せるときも読みやすい親しみのある手書きの文字である。
「川のほとりの美術館」は10年ほど前にご夫婦で開設された。小さな美術館だが岩田さんの作品をはじめ、いろんな人の手作り「フォークアート」を楽しむための場にしたいという思いが沢山詰まっている。
奥さんの美樹さんは韓国の刺繍博物館から、普通では借りられないポジャギを数点づつ借りてきて、昨年まで10年間展示をしてきた。
身近な人、美術館に訪れる人など何百人もの人に小さな白い布を縫ってもらい、繋ぎ合わせたポジャギを持参して、広島や長崎の韓国朝鮮人被爆者慰霊碑の前で、朝鮮半島の深々としたお辞儀「クンジョル」をして霊を慰めるということを、もう何年も続けている。日本人だけではなかった被爆者に思いを馳せなければと言う。
岩田さんは、語り口がとぼけたようなざっくばらんな対話の中に、やりたいことやらねばならないこと、言いたいこと、言わねばならないことを貫き通していろんな表現活動をしている。おふたりともすごい人だ。

◆番組が終わってから岩田さん、あっちゃんと食事をしに行った。岩田さんは蕎麦がお好きだそうだ。テーブルに運ばれてきた蕎麦をカメラに収めているのは今日の「へらへら通信」のネタ用だろう。
そして私が所属している絵画教室のグループ展が北野坂のギャラリーで開催中なので、見に来て下さいと引っ張って行った。おばさんたちが描いている決して上手いとはいえない絵を、楽しそうな絵だねと優しいコメントをして下さった。おばさんたちからどうぞとお茶とお菓子を勧められると美味しそうに召し上がって、サンチカの古本市に寄って行くといって帰られた。
長い時間お付き合い下さってカムサハムニダ。
・写真は姫路の「川のほとりの美術館」一階のカフェで岩田さんと。
                                朴明子記