神戸市では中学生たちが、トライやるウィークという職業体験を行っています。これは地域の人間にとって、中学生たちをいつまでも「子どもだ、、子どもだ、、」という子ども扱いをせず、社会の一員をなす大きな力を発揮する人材として見る機会とする。そして中学生たちには、自分がすでに社会の中で仕事をする人材でもあるという「気づき」を持ってもらうというもの。月曜日から金曜日までみっちり地域の様々なところで仕事をする体験型の学習プログラムです。
神戸の人にとっては「当たり前」のトライやるウィークですが、意外なことに県外などに行くと「???」っていう授業です。今ではその体験型のフィールドワークのよい面が波及して、先生のとらいやるや行政の人などもNPO体験に出かけるボラターンという制度もできています。その一環として小学生によるミニトライやるというのもあり、本日は、だいち小学校の3人がFMわぃわぃにやってきてくれました。9時半から12時までみっちり体力勝負の仕事をして、その後12時からの番組に生出演です。**ちなみに体力仕事とは、CDの満杯に入ったCD本棚を11本移動させるという大仕事でした。もちろんその日来ているているスタッフ全員の参加がありました**
その中の一人は、なんと震災後ここ「たかとりコミュニティセンター」と力強いネットワークを組んでいる地域のまちの重鎮のお孫さんでした!「え自転車やさんのお孫さん!!」という大声が、事務所中から上がったのです。地域のネットワークは、一重ではなく二重・三重・・・・どんどんその厚みを増してゆきます。