毎月第1・3・5金曜日は「マイペンライサバイサバイ」~タイ・バンコクとFMわぃわぃを結んでのタイ文化中心の番組です。


INAC神戸レオネッサ

8月の「マイペンライサバイサバイ」
メインパーソナリティ タイ・バンコクのケット先生、FMわぃわぃスタジオ ポー先生とシュウ先生 
この後の番組のリポートはシュウ先生です。
番組の最初は、時候の挨拶と、気候の話から入ります。
ケット先生の報告では、タイは暑いそうです。ポーちゃんは、日本はそうでもないとの感想。彼女にとって、これくらいの日本の暑さは快適だそうです。
トーク1は、神戸花火大会の話で、口開けです。大会は、8月6日の土曜日ですね。
トーク2は、女子サッカーの話、シュウ先生が行った、INAC神戸レオネッサの試合の話です。

INAC神戸レオネッサ

ワールドカップ優勝前は、ホームスタジアムでの試合でも、観戦は400人だった観客も、なんと同じスタジアムの試合で、18000人の観客が入りました。チケットは、INACのGeeralManagerである、安田さんからの回ってきているそうです。安田さんは、シュウ先生と同じく、ケット先生のタイ語の生徒として3年近く一緒にタイ語を習ったクラスメートです。

INAC神戸レオネッサ

今年の4月から、INAC神戸のGeneralManagerに就任されたのですが、いきなりWorldCup優勝で、今は寝る間もないほど忙しいそうです。
試合では、スタンドから、忙しそうな安田さんの顔も見ることができて、シュウ先生は、まずは一安心したそうです。
安田さんは、元サッカーの選手で体も大きく、見た目は貫禄があるので「親分」というニックネームがタイ語の教室ではついていたそうです。

音楽の一曲目は、ポー先生が選んだ「チュモントンモーン、魔法の時間」という名前の曲です。
一目ぼれの話だそうです。この曲を聞くと、微笑みが出るそうです。「微笑む」はタイ語では「イム」だそうです。


ケット先生は、「コーン」を見に行ったそうです。コーンとは、タイ舞踊の一種ですが、日本でいうと「能」に近いような古典芸能です。
ピチェーという舞踊家が、神戸長田のダンスボックスに公演で来られたとき、FMわぃわぃに告知においでになり、ケットさんが通訳として大活躍しました。ケットさんもその縁ができて、初めて「コーン」をダンスボックスで見たそうです。
外国で自分自身の国の古典文化に触れる、、ということも間々あること。そこでの出会いがあって、帰ってタイの古典芸能に興味がわいたそうです。タイでは、興味がなかったのに日本で見るとものすごく興味がわく、、、というのも違う文化に身を置くということからなのでしょうか。。

それに続いてシュウ先生が、ノーラーを見に行った経験を話しました。国立民族学博物館での公演でした。
ノーラとはタイ南部の、芸能です。インドから伝わった芸能かな、という話から、サンスクリット語の言葉がタイ人には、豪華で高級なイメージを持つという話になりました。

「食べる」という言葉は、サンスクリット語では、「ターン」が、「ラッカターン」、になります。こういう風に言うと、高級になるそうです。

次の曲は、パーミーの曲で「キットマーク、考えすぎ」だそうです。パーミーは、ハーフの美人歌手でタイでは人気があります。

歌の内容は、「私は考えすぎなので、つき合っている彼氏に、「私のこと好き?」と聞く」といった内容だそうです。今、この曲は、タイでは人気があるそうです。
また、パーミーの踊りは、独特だそうです。ポー先生は、好きらしいです。

ケット先生の仕事の話、バンコクの大学で非常勤の講師をしています。ケット先生の授業に友人が来たそうです。授業開始から授業中まで、タイでは遅刻する学生が多い話をします。
大学のほかの先生も、「授業が始まって10分くらいしてから行った方が良いよ」と言ったそうです。

よかったのは、学生が「ワイ」=挨拶することだそうです。日本の学生は、授業中に寝たりマンガ読んだり遅刻したりするのは、おかしいと思うそうです。私も同感です。
タイの大学は、もっと厳しいイメージがあるそうです。ケット先生のクラスは、もっとまじめだそうです。

タイの学生は、勉強してるふりをして寝る技術があるそうです。日本ではそういった工夫さえなく、堂々と寝るのはおかしいと、憤るタイ人2人ですが、寝ること自体は特に問題視されていないようです。やはり、タイ人はタイ人でしょうか。

次の曲は、「ルードゥーローン、夏」という曲です。副題「今年の夏は、君がいないから」という曲だそうです。フラれちゃったんですね。パラドックスというバンドの曲で、10年前から流行っていて、定番ソングだそうです。タイでは、とても人気があって、学祭なんかでよくかかるんだそうです。

タイ人は、季節については関心がないという話、日本は四季がはっきりしているので、季節に関する言葉が多いという話。秋、春という文字は、中国から来ただろうという話。
日本の季節に関しては、農耕と密接にかかわっているという話です。
タイで季節というと、バーゲンの季節ぐらいかも、という話。
タイで冬服を着るという話。
タイの大学では、教室のエアコンが寒すぎて、温度調節もできないという話。学生が、たまに「エアコン切ってください」と言ってくるそうです。
ここで、待ってましたとばかりに、私がタイの不条理について突っ込みます。
1999年の冬、タイ北部チェンマイでは17年ぶりの寒波が襲ったわけですが、この寒いさなかに、ビールに氷を入れて出す、または、寒いと言ってるのに食堂ではエアコンをガンガン効かせてくるなど、不条理な出来事に遭遇し、当時タイ初心者だった私は、当惑した話を少ししました。
最後の曲は、「ナイワーチャンマイローガン」という曲です。

ご清聴ありがとうございました。
しゅうせんせい