毎月第2金曜日13時からは消防署の方が登場です。今回は車体番号「30」の救助隊!の隊員さん!


長田消防井関さん

(長田消防署 救助隊 井関将司さん)
4月12日、第二金曜日のハロー長田のコーナーは、長田消防署消防防災課から、井関将司さんにお越し頂きました。仕事柄、日頃の厳しい訓練で鍛えられた大変素晴らしい体格の持ち主でした。

長田消防井関さん

消防防災課には消防隊、救急隊及び井関さんが所属する救助隊があり、部署ごとに服装の色がそれぞれ青、グレー、オレンジとなっています。救助隊はひときわ目立つオレンジ!
人の命を助けるのが使命で、山、海、火事現場などあらゆるところに出動するため、現場に行く消防車には消火に必要な機材はなく、エンジンカッター、梯子、潜水器具など、人を助ける機材が満載されています。そして海難事故や登山中の事故、火災現場などに対応出来る高度な技術が必要なため、毎日訓練に明け暮れています。
出動する神戸市の救助隊消防車には「長田30」といった番号が車体に書かれています。救助隊の仕事は、体力的に厳しいことは勿論ですが、家族が見守る現場で、早く救助してほしいというプレッシャーを感じながらの救出作業は、精神的に大変であるとのことでした。
近年の車は頑丈で運転席などは壊れにくくなっているが、最近増えているハイブリッド車は、エコであるが高圧電流が流れているため、救助隊が危険にさらされることがあるので、新たな知識を身につけることが重要になっています。
救助先がマンションの住人の場合は、オートロックを事前に開放してもらうことが、速やかに救助を開始する上で大事であり、一人暮らしが増えている中で、窓ガラスを割って入室せざるを得ない場合があるので、玄関、部屋のドアの速やかな開放が、重要な課題になっているとのことです。
本日は、長田消防署消防防災課の井関将司さんに、ハイブリッド車の危険性や、マンションなどのオートロック解放の重要性など、救助隊活動の重要なポイントを教えていただきました。