毎月第2金曜日13時からは消防署の方が登場です。


長田消防署長野さん

11月8日第2金曜日のハロー長田は、長田消防署のご担当。11月8日は長田消防署 警防第1担当課長 消防司令長 長野敏也さんにお越し頂きました。
長田さんは、警防体制(消防体制)の再編で、災害発生時の初動体制強化のため10月1日に着任されました。消防体制の再編は昨年度の予防体制の再編に次ぐもので、長田消防は総務査察課と消防防災課の2課体制になったそうです。
このような再編は、東日本大震災の教訓から地域防災体制を強化し、今後予想される南海トラフ地震へ向けた体制強化のためです。
11月9日~15日まで、秋の全国火災予防運動が始まります。これから寒くなりストーブなど火を使う機会も増えるので、この時期に防火意識を高めてもらうために行われています。大事な事は、火災原因を知ることにより、予防も出来ることになることです。火災原因で一番多いのは、神戸市の場合、昭和58年以降放火で、対策は放火されない環境作りです。家のまわりに可燃物を置かない、明るくする、地域ぐるみのパト-ロールの実施などが大切です。2番目に多いのが煙草です。3番目はコンロ火災です。てんぷら油は370度で発火するので眼を放さない事が一番大事です。
不幸にして火災が発生した場合、早目に発見するため火災報知機を必ず取り付ける事(寝室、階段、台所)が非常に大事です。更に消火器の設置も大切です。
今月は、長田消防署の長野課長より、災害発生時の初動体制の強化のお話と、秋の全国火災予防運動をきっかけに、今一度火事の原因を再認識し、予防措置や、発生した場合の初期対応としての火災報知機や消火器の設置について改めて要請がありました。