毎週火曜日の13時からの関西学院大学の実験番組は今4年生の卒業制作を放送しています。


関西学院大学前野康太

11月12日火曜日の「まちはイキイキきらめきタイム」13時からのコーナーは、関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の実験プロジェクト。
現在は4回生の卒業制作を放送しています。
今日の担当は、前野康太です。そして彼が制作した番組のタイトルは「関西学院大学で学生自治を取り戻す!!」
この番組を作ろうと思ったその思いを彼に文章にしてもらいました。
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この番組を制作するにあたっての目的は、学生自治とは何か?!学生自治がなくなることでどのような、危険性があるのか?!それを
みなさんに知っていただくことです。
『自分のことは自分でする』それが大学生であり、そうすることでしか学生は本当の意味で成長することはできない。と僕は考えています。
今、関西学院大学では、約40年間続いてきた組織財務管理委員会という組織を撤廃し新たな組織を構築していくという問題が、もちあがっています。
今まで、『自分のことは自分でする』というその当たり前のことを体感する組織として、組織財務管理組合という学生の組織がありました。
しかしこれが撤廃されてしまい、大学のこの財務の管理を丸投げにしてしまう、、、ということになれば、学生が自主的な活動をしなくなる可能性が非常に高いと感じました。
学生が大学において自分たち自身、どのような存在であるべきなのかを考え、行動しなければ関西学院大学はよくならない。
一部の学生が動いても意味がない。全学生2万3000人が現状を把握し、声を上げる必要がある。と考え、自分だけではなく、 体育会学生本部本部長の小松航己君と応援団総部第六十七代主務の西澤賢信君、そして大学祭準備委員会会長岡田依里さんにもインタビューし、この点について意見を聞きました。

関西学院大学前野康太

今回、番組を制作し、放送することで、関西学院大学のように学生が自分のことを自分でしない組織改革が、多くの日本の大学で進められているからでもあります。学生の教育に関わる全ての人に、このことについての危機感を促すことで、関西学院大学をはじめこれからの日本社会を担う学生たちの自主的活動を実感する機会としての学生自治を強固なものとし、この国をよりよ鋳物としたいと考え、卒業作品として製作しました。