第4火曜日の担当は神戸映画資料館
4月5月のゴールデンウィークの神戸映画資料館一押しの情報をお届けします。
4月5日金曜日から4月9日火曜日 ドキュメンタリー「モバイルハウスのつくりかた」
数々の著作で路上生活者の生活をレポートしてきた坂口恭平さんは、2010年11月、ついに初の建築作品“モバイルハウス”の製作にとりかかる。
宝プロ・チャンバラ映画特集 4月26日金曜日から29日月曜日祝日
宝プロダクションは、東亜キネマの撮影所長だった高村将嗣(正次)が1950年に設立した独立プロダクションで、当初は立石電機(現在のオムロン)の敷地内にあった戦前からの双ヶ丘撮影所を使用して時代劇を専門に製作した。
1953年に天神川沿いに新たな撮影所をオープンしたものの、1958年に倒産。その後は永らく「日本京映撮影所」という貸しスタジオだったが、今は面影もなくなっている。
大映京都で助監督をしていた加藤泰が監督に抜擢され手がけた劇映画デビュー作『剣難女難』前後篇を含む5作品を上映する。
加藤泰は宝プロについて「日本最低のプロダクションと云われていた」と繰り返し発言しているが、映画はとても最低とは思えない豪華版である。