2010年6月の毎週日曜日午後5時からの放送「大震災を語り継ぐ」は、神戸市長田区の大学、神戸常盤大学保健科学部看護学科で在宅看護を教えて今年で3年目の畑 吉節未(はたきよみ)さんをお迎えしました。畑さんは教える立場でもありますが、ご自身も神戸大学大学院保健学研究科博士課程に在学中で、神戸長田での95年の「阪神淡路大震災」の時の記憶を風化させることなく、その後次々と起こる災害時での「災害看護」を深く研究されています。
災害時の医療現場での「医療と看護」の「住み分けと連携」。それは違う立場のもの同士がそれぞれの立場を理解し、組み合わさることで、災害を受けた方々、そしてその方に繋がる人々のそれぞれのその後の人生を大きく変えるものなのだということをお話の中で実感いたしました。
この番組は毎週の日曜日夕方5時から放送すると共に、「大震災を語り継ぐ」の番組サイトで、いつでのポッドキャスティングとしてお聞きになることが可能となっております。