写真は版画家でエッセーストの岩田健三郎さん、美樹さん夫妻が建てた小さな美術館「川のほとりの美術館」で美樹さんとパンミョンヂャさん。
2009年12月10日木曜日「まちはイキイキきらめきタイム」
担当:あっちゃんこと乾あつ子と心美人ことパク・ミョンヂャ。
オープニングトーク:ルミナリエ見てきたよ。これからも継続できるようにとカンパもしてきました!
今日掛けた曲。
1曲目:クリスマスソング「リトゥルドラマボーイ」ブラザースフォア
2曲目:世界の曲「マリアンヌマチルダ」西インド諸島
3曲目:「私を救い給いし主」インチョン・チャンノ聖歌団
4曲目:「アベ・マリア」リム・ヒョンジョ
◆北の新地の四方山話
「色っぽいママさんは少ないんです」って。ごく普通の会社勤めの人のような生活をしているし、男っぽい人のほうがどっちかといえば多い感じがする―。
◆情報お知らせ
・朴明子一人芝居^_^;)、明石でやりますぅ。
・宝塚平和と人権を考える会「韓国併合100周年を前に」
・「慰安婦」問題立法解決に向けて。
◆ヨロガジイヤギ(いろんなお話)
<今日は「行ってきました」特集>
①大阪堺市の文学歴史探訪。堺の街と百舌古墳群が見渡せる堺市役所の高層ビルに上った。一般に開放されている。千利休一門、徳川家康のお墓もある南宗寺を訪ねた。与謝野晶子の生家跡は車の通りが結構ある通りで碑だけが建っていた。
昔、岸和田紡績には朝鮮人女性が30~40パーセントを占めていた。いろんな労働条件の改善を求めて朝鮮人女性と日本人女性が共に立ち上がって争議を起こしたことで知られている。工場跡に小さな看板が立っているが残念ながらそんな記述はない。
②姫路に行ってきたよ。城の東北部、野里地区をはじめ所々に古い町屋が残っている。今、町並みを整備するに力を注いでいるところだそうだ。野里に「川のほとりの美術館」という小さな美術館がある。版画家でエッセーストの岩田健三郎さん、美樹さん夫妻が建てた。館長は美樹さん。韓国の刺繍博物館からポジャギを借りてきて10年間展示してきたという。幸いお二人共にお会いできてお話をすることができた。健三郎さんは私を取材して毎日出している(!)へらへら通信に載せると言ってくださった。私はラジオのゲストに来て頂く約束を取り付けた。ラッキー。
③韓国「ナヌムの家」の職員、村山一兵さんの講演会に行ってきましたよ。
韓国の慰安婦とされた人、高齢になり今は90名と推定されている。「ナヌムの家」に住んでいるのは9名。「慰安婦」ではなく性暴力被害者というべき。国際的にも性奴隷と表現されている。ハルモニたちと日常生活の中でマダ拭い去ることのできない旧日本軍の性暴力による精神的、肉体的被害の深さを学んだ。日本人男性として歴史観をどう説明するのか、被害女性たちとの関係性信頼性を築くことから始まる。これらの女性のことを軍が関与していなかったという人たちは知らないから。知ろうとしない。知ることから始まる。
◆エンディングトーク
「在特会」は在日を特別扱いにするなという右翼団体。京都朝鮮初中級学校の側で暴力的な言葉を拡声器で叫ぶといった暴挙を働いた。傍らにいた警官は阻止しない。そんな行為に対する抗議のメールで転送されてきたものを一部紹介した。こんなことが許されている社会が信じられないという悲痛な叫びだ。朴明子記