★ぐ~じ~のききみみ頭巾
長田神社(ながたじんじゃ)は、兵庫県神戸市長田区長田町3-1-1に位置する神社です。生田神社、湊川神社と共に神戸を代表する神社の一つ。森に守られるように朱色の鳥居が立ち、樹齢数百年のクスノキ13本に囲まれ、時間がゆったりと流れている感じがします。長田神社は、日本書紀によると神功(じんぐう)皇后、摂政元年(西暦201年)御神託により事代主神(ことしろぬしのかみ)を祀ったのが始まりとされ、歴史は1800年を超えます。事代主神は、皇室守護、国家鎮護の神として全国的に篤く信仰されています。生田神社、湊川神社と共に神戸三社参りとして初詣客が多い神社ですが、節分の追儺式(ついなしき)は特に有名。神社で行なわれる追儺式は珍しく、室町時代から続く伝統行事で、兵庫県の無形民俗文化財に指定されています。明治の頃には、氏子から奉納された多くの鶏が放し飼いにされていたことから、外国人は「チキンテンプル」と呼んでいたそうです。
★水曜日なのにホットニュース
~長田から元気を届けるきずなのまつり~、「長田フェスティバル」が開催されます。
「食の広場」では、区内の地域団体・店舗による食のブースが大集合します。粉もんなどの「長田の食」やアジア各国の料理が味わえます。「ながたっ子広場」では、『囲碁ボール』や『エコ双六』を体験できます。「鉄人ステージプログラム」では、神戸なかよし太鼓の和太鼓演奏や、神戸サンバチームのサンバが見られます。3月で東日本大震災から1年が経ちましたが、被災地ではまだ多くの人が被害に苦しんでいます。今回の長田フェスティバルでは「長田から 元気を届ける きずなのまつり」をサブテーマに、街の復興のために頑張っている被災地の人々を応援します。ぜひ遊びに来てください!!
日時:5月19日(土)11:00~18:00 ※少雨決行
場所:若松公園(鉄人広場ほか)
問い合わせ:神戸市長田区役所まちづくり課 電話078-579-2311
★水曜日のおすすめ
お久しぶりの登場、岡本篤さんと湯川カナさん、そして南三陸町から電話中継で、南三陸町馬場・中山地区漁業復興プロジェクト「なじょにかなるさ(どうにかなるさ)プロジェクト」実行委員の最知隆さんに出演していただきました。東日本大震災津波で、家や船、魚具まで失った南三陸馬場中山地区。その被災地から復興へ向けて生産された「福福わかめ」を販売します。この地区では津波でワカメの養殖施設がほとんど流されましたが、震災のあとに 漁船を共同で購入して養殖を再開し、4か月間かけて育てられた「わかめ」が初めて収穫されました。復興への思いや幸福が訪れるようにと「福福わかめ」と名付けられました。養殖わかめの再興に関して難題が山積みでした。
募金は、すごく大切です。がれき撤去などのボランティアに行くのも、すごく大切です。でも、震災発生から1年を過ぎた今からは、もうひとつ大切なことにも目を向けて、その重さを知らないといけません。その人の生活の再建。その人の成した仕事を通じてつながること。「福福わかめ」には、情熱を持って生きる人間の誇りが詰まっています。
「今年から正念場です。少しずつ、がんばり過ぎないようにやっていきます。よろしくお願いします。」(最知隆)とのメッセージでした。