今週は7週のうちの第4週目今日は「ワインの飲み頃」についてお話しをいただきます。
☆ワインの飲み頃☆ワインにはそれぞれそのワインが一番美味しく感じられる時期(飲み頃)があります。 飲み頃のワインは、たとえばブルゴーニュの赤ワインであれば、まばゆいばかりに輝くルビー色を呈し、カシスやフランボワーズなどの赤い果実のアロマ、ヴァニラや皮革のブーケが心地よく、一口含めばその柔和な表情に驚かされ、甘味・酸味・渋味が一体となって口一杯に広がり、何の抵抗もなく喉元をを通り過ぎ、五臓六腑にしみわたります。またシャンパーニュであれば、これに加えて、グラスの縁に耳を近づけると炭酸ガスのはじける何ともいえないかわいい音までも聞こえてきます。視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚の五感のすべての感覚を心地よく刺激してくれるのです。飲み頃のファインワインを飲まずして、ワインの本質を知ることなどできません。
詳しくは「関西学院大学総合政策学部 文化と街のソムリエ」このサイトにて、ポッドキャスティングにていつでもお聞きになることが可能です