関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作 第4回目


関西学院大学 総合政策学部メディア情報学科 4回生
山中ゼミ 永井綾
タイトル 「カワイイだけじゃない!~ペンギンを巡る光と影~」
番組制作にあたり、ゼミの課外活動として2年間行ってきた外部のラジオ局で番組アシスタントの経験を活かし、ラジオ番組として作品を制作した。音声のみで内容を理解できる仕様になっているが、より詳細に情報を伝えるために画像や映像を用いたトラックを付属している。

今回の卒業制作のテーマとして、水族館で飼育されているペンギンを起用している。水族館に来館する多くの人々はペンギンをはじめとした展示された動物たちを見て「かわいい」「癒される」といった感想を抱くだろう。しかし本来の水族館の目的は、あくまで自然で暮らしている生き物たちの生態について知ってもらうことである。野生で生きている「かわいい」動物たちを守るために、地球環境保護の意識などをこの番組をきっかけに持ってもらいたいという狙いがある。人気のあるペンギンを題材にしたイベントが日本全国の水族館で多く催されているという部分に着目し、イベントの紹介・イベントの音声・イベント企画者へのインタビュー・参加した感想などをまとめ、「ペンギンを巡る光と影」の「光」の部分としている。そして、水族館で飼育されている動物たちに大きく影響があるワシントン条約の国際輸入の問題を取り上げ「影」の部分としている。現状把握として、ペンギン飼育員の方へのインタビューを行っている。また、本編終了後に自分の2年間のゼミ活動を振り返るパートを付属している。ゼミ内での映像制作の活動をはじめ、ラジオ局でのアシスタントとして活動した課外活動など、自分にとって学ぶことの多い2年間であり、経験したことや学んだことなどを形にしたいという狙いのもとこのパートを制作した。