2012年9月の「大震災を語り継ぐ」、神戸を拠点に置く通信販売フェリシモが行う社会貢献の形


フェリシモ吉川公二さん

9月の毎週日曜日夕方の5時から5時30分までの「大震災を語り継ぐ」には、神戸を拠点にして全国展開を行っている通信販売の大手フェリシモの広報部長吉川公二さんにおいでいただきました。フェリシモは、本拠を1995年の2月に神戸朝日ビルへ移転することが決まっていた矢先の震災だったそうです。いろいろな反対の声をあったそうですが、1995年9月には本社を神戸に移されました。
全国にいらっしゃる顧客のみなさまから「神戸になんらかの支援をしたい」というお声を受けて、毎月¥100義捐金が始まったそうです。
なんとその額は6年で4億円にも達し、神戸の復興のいろんな場面で役立てられました。(FMわぃわぃのサテライト用の機材もその助成金で手に入れ、そのときから今も尚復興のまちの声を届けています)

フェリシモとうほく帖

2011年3月11日金曜日の東日本大震災が起こった翌日から、全国すべての市にいらっしゃるお客様の安否確認と共に、神戸の企業として再び支援を開始することに決めたそうです。阪神淡路での様々な支援団体とのネットワークと、会社の物流のプロとしての力を生かし1年間は様々な物資の提供をされてきました。
そして2012年春からは「とうほく帖」という東日本ならではの地域のお宝とフェリシモのセンスを生かした「もっと、ずっと、きっと 東北」のプロジェクトとして「とうほく帖」を配布。通信販売としての息の長い活動も開始されました。

フェリシモとうほく帖

6月からは「とうほくIPPO」という助成金制度も立ち上げ、会社としての運営を社会貢献の流れとない交ぜにした、無理のない、息の長い「もっと、ずっと、きっと」の精神でいろんな企画を立ち上げていらっしゃいます。