6月28日(月)まちはイキイキきらめきタイム


まちイキゲスト

(写真はゲストの藤守由貴さん)
2010年6月28日月曜日「まちはイキイキきらめきタイム」ゲストの藤守由貴(ふじもり ゆき)さんは、関西学院大学3回生。何とアナウンスやナレーションを勉強しているのだとか。かえってこちらがドキドキしながらお迎えしましたが、夢や悩みなどを明るく、ざっくばらんにお話ししてくださったおかげで、元気を頂いたり、ラジオの役割やリスナーの方との繋がりの大切さを改めて考えさせられました。
ナレーションの勉強は一旦お休み中とはいえ、企業PRのナレーションをしたり、今秋京都での大きな学生イベントの司会も決まるなど、現場での活躍経験も積まれています。どんな形であれ、夢や想いがしっかりと形になっていくといいですね!


前半の情報コーナーは、来月開幕の「瀬戸内国際芸術祭」http://setouchi-artfest.jp/ のお話。
「瀬戸内海・宇和海クリーン作戦」(6月1~30日)と「ハンセン病を正しく理解する週間」(6月20日~6月26日)にも因んだ話題です。芸術祭の会場の一つである大島は、「国立療養所大島青松園」の島でもあります。いまでもそこで暮らす回復者は、かつてハンセン病が「不治の病」(実際は有効な治療法があり、伝染力も殆どありません)とされた頃の、社会からの強烈な差別や、非人道的な隔離政策を耐えてこられた方々です。芸術祭では、入所者の方々が「主役」となって、写真や陶芸、短歌など、さまざまな「名人」級の技能をワークショップで教える企画や、名古屋造形大学がアートやデザインを通して病院と地域を結んできた「やさしい美術プロジェクト」シリーズの試みなどが行われます。静かな美しい島や、その地で暮らす方々のことを、島外の私たちがもっとよく知って、「島」のように孤立したひとりひとりが繋がっていくきっかけとなるなら、素晴らしいことに思えます。
以上、Yukaのグローバルクッキング
―夏のごちそうシリーズ(アボカドとサーモンのサラダ)や、アフリカからアジアまでのワールドミュージックと共に平野由美子と安西でお送りしました。(安西佐有理)