「大震災を語り継ぐ」カテゴリーアーカイブ

震災体験を通じて、防災教育は地域連携から他地域との連携へと広がる、3月のゲストは、神戸学院大学前林教授。

大震災を語り継ぐ3月ゲスト前林さん

2011年3月6日(日)午後5時からの30分は「大震災を語り継ぐ」が放送されます。2008年1月17日の「KOBEに灯りをinながた」会場での実況生中継の第0回から始まりました。
地域に住む声を上げあげにくい人々の情報発信基地として設立された大きなきっかけは、もちろん「1995年1月17日火曜日朝の5時46分」の阪神淡路大震災です。
激震地での大きな被災はもちろんですが、そこから新たな気づきや知恵が生まれてきました。それを伝えるための放送局であり、この番組は特に「伝えるべきこと」をいろんな方々をお招きしてお聞きしています。

大震災を語り継ぐ3月ゲスト前林さん

今月のゲストは、神戸学院大学人文学部教授、防災・社会貢献ユニットユニット長 前林清和さんです。

西條遊児さん

聞き手はいつものように西條遊児さん。FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送、またこの番組は、毎週日曜日5時から5時半の放送、そして「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることが出来ます。

2月神戸の定住外国人としての老華僑たちの震災体験、南京町商店街組合理事長老祥記の三代目曹英生さん

老祥記三代目曹英生さん

2011年の2月の「大震災を語り継ぐ」は、神戸に住む定住外国人の歴史の一番古い老華僑のお話をお聞きします。
この番組は、95年1月17日に起こった阪神淡路大震災の記憶を語り継ぎ、そこから生まれた人々の知恵を世界に発信します。毎週日曜日夕方5時からの30分間の番組です。

大震災を語り継ぐ

今回お迎えした曹英生さんは、神戸元町に生まれ住む、老華僑のお一人。南京町商店街振興組合の理事長にして、あのお客が長蛇の列をなず事で有名な豚まんの「老祥記」の三代目のご当主です。
FMわぃわぃは、周波数77,8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送、またこの番組はFMわぃわぃのwebサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることが出来ます。

2011年ことしも1月17日がやってきます!今月の「大震災を語り継ぐ」のゲストは、NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)理事長白木利周さん

NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)白木理事長

2011年1月9日日曜日午後5時からの「大震災を語り継ぐ」においでいただいたのは、NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)理事長白木利周さん。
この団体は、阪神淡路大震災の遺族や被災者らが大震災の苦しみの中、国籍や宗教、肩書きの違いを超えて助け合い支えあった「心」を次世代に語り継ぎ、世界へ伝え広げる仕組みを作ろうと、被災地だけでなく、全国そして世界からの参加を呼びかけています。

白木理事長

理事長をつとめられている白木さんは、震災で前途ある息子さんを亡くされました。そこから立ち直るには、何年もかかりましたが、同じ思いをもつ人たちとの出会いが、たちなおるきっかけになったそうです。
もちろん、何年経とうが、その痛みが消えるはずもなく、1月16日から17日へと移りゆく時間は、「なぜ息子が、、、なぜ自分ではなかったのか、、、」という悶々たる思いで、いたたまれなくなるそうです。
しかしその痛み、苦しみを【なにが救ったのか、、】【なにが支えあったのか、、】それを世界の悲しみをもつ人々へ伝える大きな意義を確信されていらっしゃいますので、FMわぃわぃでもお話くださいました。

西條遊児さん

お相手はいつものように西條遊児さんです。
FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送、そしてこの番組は、毎週の日曜日夕方5時から放送しています。
聞き逃された方、過去の放送をお聞きになりたい方は、WEBの右側の「大震災を語り継ぐ」のバナーからポッドキャスティングのサイトにお入りください。

10月の「大震災を語り継ぐ」のゲストはサンTVの門前喜康さん。震災後大転換したメディアへの視点。

サンTV門前喜康さんと西條さん

2010年11月の「大震災を語り継ぐ」は、地元のテレビ局サンテレビジョン門前喜康さんにおいでいただき、震災当時、報道の最前線にいたその経験を語っていただきました。
地元局としての震災報道に関するコンセプトは、被災映像よりも「生活情報」を優先する!いろんなジレンマがありながらもそれを基本にしたというお話は、当時の現場の臨場感を伝えます。

震災後、自分の中での大転換が起こった一つが川柳との出会いだそうです。
「冬の雲 仮設の窓にチマチョゴリ」(震災当時詠まれた川柳)

また神戸での震災は、ボランティア元年といわれますが、門前さん自身は単純にボランティア活動を行うだけではなく、それぞれの知識、知恵、スキルを生かして地域に還してゆく、、という選択もあるのではないかという提案をされました。

FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送しています。
またこの番組は「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングするといつでもお聞きになることができます。

震災当時ラジオ関西で防災情報の陣頭指揮に立っていた山田健人さんに聞く『音のもつ力』

FM三木 山田健人さん

2010年10月の「大震災を語り継ぐ」ゲストは、現在コミュニティラジオFM三木の局長をされている山田健人さん。
震災当時は須磨の行幸町にあったラジオ関西の報道制作局長。朝5時46分の激震は垂水区自宅で体験。
スタジオからの第一報「放送が止まった!」の連絡に、一番に局に駆けつけたという経験の持ち主です。
当時のラジオの成すべきこと、「音のもつ力」で被災地の局駕するべきことを語っていただきました。
聞き手はいつものように西條遊児さん。このお二人は震災当時も半壊のただ一つ残ったスタジオで、局長とマイクの前に立つしゃべり手として同じ目線、同じ体験、同じ思いを持たれていたお二人です。
そしてそこからまもなく、16年!今これからの人に伝えるべきことが語られます。
この番組は毎週日曜日夕方5時から30分間、周波数77.8メガヘルツ、インターネットはサイマルラジオで放送されます。
またポッドキャスティングとして、「大震災を語り継ぐ」のサイトでいつでもお聞きになることができます。

9月の「大震災を語り継ぐ」は、あの阪神大震災がその後の生き方の転換になったお話

正路育加さん

震災の体験、そしてその後の時間の流れの中で、生まれたそれぞれを知恵を語り継ぐ番組「大震災を語り継ぐ」は、毎週日曜日5時から5時半まで、一ヶ月間は同じ方のお話を放送しています。2010年9月の出演者は、地域に生きる正路育加さん。
長田のまち工場の中にあった当時の自宅は、あの長田の火事の真っ只中!「死を覚悟する」「死んでいたかもしれない」という経験をへて、その後の生き方は大きく転換したという事を話されました。

西條遊児さんと正路育加さん

この番組は地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで、そして「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。