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10月の「大震災を語り継ぐ」のゲストはサンTVの門前喜康さん。震災後大転換したメディアへの視点。

サンTV門前喜康さんと西條さん

2010年11月の「大震災を語り継ぐ」は、地元のテレビ局サンテレビジョン門前喜康さんにおいでいただき、震災当時、報道の最前線にいたその経験を語っていただきました。
地元局としての震災報道に関するコンセプトは、被災映像よりも「生活情報」を優先する!いろんなジレンマがありながらもそれを基本にしたというお話は、当時の現場の臨場感を伝えます。

震災後、自分の中での大転換が起こった一つが川柳との出会いだそうです。
「冬の雲 仮設の窓にチマチョゴリ」(震災当時詠まれた川柳)

また神戸での震災は、ボランティア元年といわれますが、門前さん自身は単純にボランティア活動を行うだけではなく、それぞれの知識、知恵、スキルを生かして地域に還してゆく、、という選択もあるのではないかという提案をされました。

FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送しています。
またこの番組は「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングするといつでもお聞きになることができます。

震災当時ラジオ関西で防災情報の陣頭指揮に立っていた山田健人さんに聞く『音のもつ力』

FM三木 山田健人さん

2010年10月の「大震災を語り継ぐ」ゲストは、現在コミュニティラジオFM三木の局長をされている山田健人さん。
震災当時は須磨の行幸町にあったラジオ関西の報道制作局長。朝5時46分の激震は垂水区自宅で体験。
スタジオからの第一報「放送が止まった!」の連絡に、一番に局に駆けつけたという経験の持ち主です。
当時のラジオの成すべきこと、「音のもつ力」で被災地の局駕するべきことを語っていただきました。
聞き手はいつものように西條遊児さん。このお二人は震災当時も半壊のただ一つ残ったスタジオで、局長とマイクの前に立つしゃべり手として同じ目線、同じ体験、同じ思いを持たれていたお二人です。
そしてそこからまもなく、16年!今これからの人に伝えるべきことが語られます。
この番組は毎週日曜日夕方5時から30分間、周波数77.8メガヘルツ、インターネットはサイマルラジオで放送されます。
またポッドキャスティングとして、「大震災を語り継ぐ」のサイトでいつでもお聞きになることができます。

9月の「大震災を語り継ぐ」は、あの阪神大震災がその後の生き方の転換になったお話

正路育加さん

震災の体験、そしてその後の時間の流れの中で、生まれたそれぞれを知恵を語り継ぐ番組「大震災を語り継ぐ」は、毎週日曜日5時から5時半まで、一ヶ月間は同じ方のお話を放送しています。2010年9月の出演者は、地域に生きる正路育加さん。
長田のまち工場の中にあった当時の自宅は、あの長田の火事の真っ只中!「死を覚悟する」「死んでいたかもしれない」という経験をへて、その後の生き方は大きく転換したという事を話されました。

西條遊児さんと正路育加さん

この番組は地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで、そして「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

神戸松蔭女子高等学校放送部~”すきま”を埋めて~の担当のみなさんを迎えて

神戸松蔭高等学校放送部

2010年8月の毎週日曜日夕方5時からの「大震災を語り継ぐ」は、神戸松蔭女子高等学校放送部のみなさんをお迎えして送ります。震災からはや15年半をすぎ、震災の体験ということが人々の間で曼荼羅になっている、、、それに気づいた高校生達がいろんな声を集め、そしてその取材を通じて自分達の中に生まれた思いを番組にしたそうです。その記事を見た西條さんがぜひ彼らの声を聴きたいということでお招きいたしました。
この番組は、周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで、そして「大震災を語り継ぐ」というサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

7月にの「大震災を語り継ぐ」はラジオ関西のパーソナリティだった吉田秀子さんにおいでいただきました。

YOSHIDA_SAIJYOU_DAISHINSAI

2010年7月の「大震災を語り継ぐ」は、ラジオ関西のパーソナリティであった吉田秀子さんにおいでいただき、災害時のマスメディアの一員としての対応やそこからの生まれたげんさいへの提案などお話いただきます。
「大震災を語りるふ」は、毎月日曜日夕方の5時から5時半までの30分間、月ごとにお招きした方々のお話を放送しています。
地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送サイマルラジオでは同時放送、また「大震災を語り継ぐ」サイトでは、ポッドキャスティングで今までの放。送内容すべてをお聴きになることができます

災害を通して学生と学びたい!の夢を神戸常盤大学で実現!

畑吉節未(はたきよみ)さん

2010年6月の毎週日曜日午後5時からの放送「大震災を語り継ぐ」は、神戸市長田区の大学、神戸常盤大学保健科学部看護学科で在宅看護を教えて今年で3年目の畑 吉節未(はたきよみ)さんをお迎えしました。畑さんは教える立場でもありますが、ご自身も神戸大学大学院保健学研究科博士課程に在学中で、神戸長田での95年の「阪神淡路大震災」の時の記憶を風化させることなく、その後次々と起こる災害時での「災害看護」を深く研究されています。
災害時の医療現場での「医療と看護」の「住み分けと連携」。それは違う立場のもの同士がそれぞれの立場を理解し、組み合わさることで、災害を受けた方々、そしてその方に繋がる人々のそれぞれのその後の人生を大きく変えるものなのだということをお話の中で実感いたしました。
この番組は毎週の日曜日夕方5時から放送すると共に、「大震災を語り継ぐ」の番組サイトで、いつでのポッドキャスティングとしてお聞きになることが可能となっております。