「音源ライブラリ「長田今昔物語」」カテゴリーアーカイブ

「長田今昔ものがたり」第4話

第4話 長田の大王(豪族の館と鉄人28号) 2016年8月6日放送

古墳と同じく4世紀から5世紀、古代ですが、鉄人28号の北側の松野町あたりに豪族の館(松野遺跡)がありました。長田近辺は大化の改新以前に「条里制」が引かれています。東尻池町から大橋町、野田町にかけて、碁盤の目のように整理された、たてよこの道路で感じることができます。中国の条里制の技術をこちらに持ち込んだようです。「ながたの大王」と読んでいいのでしょうか。外地からやってきて、田畑つくりに実地指導してくれたのでしょう。

nagatakonjaku_4_1
4話 若松公園の発掘

「長田今昔ものがたり」第3話

第3話 古墳はどこだ(念仏山地蔵) 2016年7月30日放送

苅藻川(新湊川)下流に、全長190mの念仏山古墳があった。4世紀後半から5世紀にかけての前方後円墳です。垂水の五色塚古墳とおなじ、鰭付き埴輪もでています。長田近辺は明治の後期から、産業化がはじまり、1916年に工場用地となり、いまはミヨシ油脂などが進出しています。地下鉄苅藻駅の南に「念仏山地蔵」があり、古墳のよすがとなっています。長田神社近くの「大塚町」も古墳由来の地名です。長田や須磨は畿内とよばれた地域の端っこですが、海の交通を守る役割も古代からあったのです。

nagatakonjaku_3_1
3話 念仏山地蔵

「長田今昔ものがたり」第2話

第2話 神さん、こんにちは(長田神社以前) 2016年7月23日放送

鳥居がある神社を拝む前に、長田の人びとは、山を拝み、川や石など自然の神秘を敬っていた。長田神社の奥に、高取山の遥拝所もあり、今もなお、山にむかって手を合わす人も多い。いま新湊川と呼ばれる川も上流は「苅藻川」神社の横は「宮川」、山の近くは「桧川(ひかわ)」と呼ばれる。長田は、最近はベトナムの方がたかとり教会に、でかけたり、苅藻駅のあたりには「和楽寺」というベトナム仏教の寺もあり、多文化で哲学・宗教面でもバラエティに富んでいる。

nagatakonjaku_2_1
2話 長田神社あたり

「長田今昔ものがたり」第1話

第1話 美人が多い町(神功皇后) 2016年7月16日放送

ミックスの町「長田」それは古代からはじまる。長田神社がすでにミックスである。伊勢神宮(天津神)系の神功皇后が、「長田神社には、お世話になった出雲(国津神)系の事代主命(ことしろぬし)をまつってください」と言ったとのこと。日本書記で述べる時代からのミックスが、長田に「美人」を生むきっかけとなったらしい。

nagatakonjaku_1_1
1話 1円札の神功皇后