オープンソースカンファレンス2008 Kansaiで発表しました

当日、7月18日(金)は、急に大雨が降ったと思うとぴたっと止んだりの妙な天気でしたが、会場(オープンソースカンファレンス 2008 Kansai)は独特の熱気に包まれていました。ひょうごんテックの「NPOの団体運営におけるOSS活用実証実験の報告」には、大勢の方にご来場いただき、どうもありがとうございました。

今回は、オープンソース関連の方が対象なので、敢えてオープンソース初心者からのラブコール、という気持ちで以下のポイントを軸にお話させていただきました。

  • 神戸のNPOは、多くが小規模で運営も厳しくなってきています。ITの普及という点では、パソコンはほぼ常勤スタッフ一人1台となっていますが、スキルのあるスタッフが少ないので、ITの活用や安定した運用にまで至っていません。(この項については、「NPOのパソコン・インターネット活用状況調査 報告書(2007年9月発行)で詳しく取り上げています。)
  • 「非ウィンドウズ機を使うことは面倒」という声もありましたが、使ってみると「いい感じ」という反応が多数でした。安易な導入は時期尚早ですが、用途と環境を整えればLinuxは多くのひとに使ってもらえるのではという感触を得ました。
  • OSS導入のために解決すべき問題として2点。ひとつはマイクロソフト社製品との互換性、もうひとつは教育・サポートの充実、というのが実験参加者の意見です。
  • 自治体を対象に大規模な実証実験も行なわれています。ひょうごんテックが実施したものは規模もずっと小さいものですが得られた結論は同様のものでした。これをきっかけに、神戸のNPOとOSSコミュニティメンバーとの交流が始まり、初心者対象の勉強会などを計画しています。
  • 一般ユーザはいいものなら使います。OSSがもっと広まって、だれもが使えるものになるように、ユーザが積極的に関わっていく活動に関心がある方は、どうぞひょうごんテックまでメールください。

*   *   *   *   *

 
当日の発表の模様は下記からご覧いただけます。
http://cliplife.jp/clip/?content_id=pukbyy19

「NPOの団体運営におけるオープンソース・ソフトウェア活用の実証実験」報告書全文は以下のURLからご覧いただけます。個別のケースやユーザの声などについてはどうぞこちらをご覧ください。
NPOオープンソース実証実験の報告書が出来上がりました
NPOのOSS実証実験最終報告書(PDFファイル、440Kバイト)

報告書の巻末に参考資料として、

  • OpenOffice.org(Writer)使用時のヒント
  • OpenOffice.org(Writer)をMS-Wordライクな標準書式にする方法
  • MS-WordファイルからOpenOffice.org(Writer)ファイルへの移行手順
  • 実証実験機(Ubuntu 6.06とOpenOffice.org 2.0)で起こった問題

等を取り上げています。

全44ページの本報告書はUbuntu 6.06 とOpenOffice.org 2.0で作成しました。OpenOffice.orgの文書作成例としてもご覧いただけたら幸いです。ご連絡いただければ、odt形式のものを送付することも可能です。