たきび125号(2019/1/17)

2019年が始まりました。平成最後の年、ITの世界でも変わり目の一年です。ISDN終了は先送り(2024年まで延期)、一時は大騒ぎしたサマータイム導入は見送られましたが、年号改定、消費税率変更、ソフトウェア(Windows7やOffice2010など)のサポート終了が理由で、パソコンの再インストールや新規購入が必要になるなど、IT担当者にとっては気の重い年になりそうです。

去年からTCCの各団体に呼び掛けていますが、Windows10への移行は徐々に進むようになってきました。一方で、FMYYのサイマル放送(インターネットを使った同時配信)は休止になる予定です。他にも、団体によって、使用を止めたり、別のやり方に移行したり、まだ模索中のシステムもあります。クラウド移行についてはグループウェアや会計ソフトなどで利用されていますが、文書や画像などの共有についてはまだ進んでいません。

ひょうごんテックでも年末から年始にかけて、事務局のパソコンをWindows10にしました。ハードディスクはSSD(半導体メモリをディスクドライブのように扱える記憶装置)に変えましたが、本体は今までの物を流用しています。他の団体でもWindows10になっても使えるハードウェア(おおよその基準は2010年以降に購入したもの)は使い続けるようにしています。但し、大事なデーターを保存するサーバーやNAS(ネットワーク接続記憶装置)は5年を目途に交換を提案しています。

各団体とも、ITに関しては尻込みしたり、予算も時間も取れない中、無理せず慎重にサポートして行きたいと思っています。

事務局:おがた