「まちはイキイキきらめきタイム」木曜日朴明子さんの「熱海話」と乾あつこさん「新地クイーン」の話で始まりです。


熱海朴明子さん

まちイキ 09,11,26号 担当:あっちゃんこと乾あつ子、心美人ことパク・ミョンヂャ。
今日の花:シャコバサボテン。花言葉:美しい眺め。
◆オープニングトーク
熱海に行ってきました。観光客は「貫一・お宮の像」の前で貫一がお宮を蹴飛ばしている格好を真似て写真を撮っている。撮っている当人も見ているも笑っている様子が可笑しい。有名な梅園に数年前に「韓国庭園」ができた。当時韓国の大統領金大中氏が森首相と熱海で会談した記念に造られたという。韓国伝統の家屋を見ることのできる場所である。
◆1曲目「燃ゆる瞳」ボビー・ヴィー。
 「蓮池透氏講演会」⇔写真は「蓮池透氏講演会」**この蓮池透氏(元拉致被害者家族会事務局長)の講演会の要旨は[:下:]こちらをクリックしていただければ朴明子さんのレポートがあります。(事務局)


◆あっちゃんの「北の新地の四方山話」
<年末で忘年会シーズンです> 今年も新地のクイーンが選ばれた。昨年のクイーンが出たお店はやはり繁盛したとのこと。さもありなん。
◆2曲目:今日の世界の曲、アイルランドの「ダニボーイ」。
◆情報おしらせ
文学芸術同盟大阪50周年記念行事。・神戸朝鮮高校60周年記念・旧日本軍「慰安婦」証言集会。・映画「ウリハッキョ」上映会。・海外コリアンシンポジウム世界大会。・同志社大学日朝関係史。・神戸南京を結ぶ会・神戸オリニマダン。
◆ヨロガジイヤギ
<行ってきましたコーナー>
蓮池透氏(元拉致被害者家族会事務局長)の講演会の要旨。
日朝間には不信感がある。
日本は朝鮮に対して制裁を強めれば拉致された人が帰ってくると思っている様だがそんな甘いものではない。
制裁を煽るような報道ばかりしていて、世論を右寄りにしていったのはマスコミに責任がある。
何年も続いているこう着状態を打開しなければならない。
両国は交渉のパイプが無い中で唯一、小泉首相と金正日総書記が交わした「ピョンヤン宣言」が取っ掛かりである。
それには「日本は過去の植民地支配で多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した」と書いてある。
日本がこのように認めて謝罪しているのなら、それにふさわしい態度をとるべき。
いくらとんでもない国といっても相手は人間だから対話や交渉が無くては問題に解決への進展はない。
2002年9月まで日本人は自分も含めて北朝鮮のことは無関心、無視だった。
拉致のことが分かってからは、ひどい国だ、けしからん国だという世論になった。
そこには古くからの両国の関わり、過去の歴史がすっぽり抜けている。
弟(蓮池薫氏)といろいろ話しいていくうち北朝鮮の視点というのがだんだん分かってきた。

蓮池氏は思っていたより、おとなしそうな感じで、人前で話すことが好きなようには見えなかった。
問題の解決に向けて自分なりの思いを訴えずにいられなくて、こうして講演をしておられるのだろうと私は勝手な想像をしている。
憎しみの連鎖では何も生まれてこない。両国が先ずは話し合いをと願わずにいられない。

◆4曲目:「バイカル湖のほとり」モスクワ合唱団。
◆エンディングトーク:「おんな組いのち 100文字通信から」
・敬老の日がある9月ごろの調査で、100歳以上の高齢者が始めて4万人突破。女性が86%以上!
・60歳以上の雇用実態は全労働者の1割と過去最高。
・バリアフリー賃貸住宅の低い金利を利用しその後ほとんど高齢者を住まわせていないケースが多いという。けしからん家主たちがいるっ。
朴明子記