2016年12月に開催された多言語センターFACILの提供する「多文化多言語まちはイキイキきらめき講座」第3回~あなたの”まち”に暮らす技能実習生たち~
講師はすべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)事務局長 早崎直美氏。
1993年にできた外国人技能実習制度。年々受入れは拡がり、2016年には20万人の実習生が日本で働いています。技能の研修ではなく今や日本の衣食住を支える彼らの力。
しかしその実感は薄く、ニュースで見る報道には、問題視されるものが多く、日本の小規模な企業の支え手、農業における人材、衣料産業の担い手であることは出てきにくい状況です。この日本の労働現場の問題、産業構造のひずみが、実習生たちの支援を行う早崎さんの現場には如実に表れています。