(写真左後は本日ゲストにお越しいただいた長田神社前商店街の西本果物店主西本隆一さん、左前尼崎出身の時代小説家、多田容子さん)
今年も、長田神社古式追儺式の季節がやってきた。室町時代から続く善鬼による厄払いの儀式だ。
「ぐーじーの聞き耳頭巾」コーナーのゲストは、鬼を16年務めた西本隆一さん(長田神社前商店街・西本果物店)、追儺式奉賛会副会長。
追儺式の鬼は、前日から500杯もの井戸水をかぶり、当日朝には須磨海岸で海に入り、体を清めるとのこと。伝統の儀式についてうかがった。
長田に春を告げる追儺式。今年は、前日2月2日(水)の練習が初公開される。
公開は1時半から1時間ほど。当日3日(木)は、午後1時からの節分祭に始まり、2時からは太鼓・法螺貝の音にあわせ鬼たちが登場。午後6時くらいまで。温かいうどんも供される。みなさん、お誘いあわせの上、長田神社までどうぞ。
またこの日のスタジオには、尼崎出身の時代小説家、多田容子さんがご来場。
多田さんは、『柳生平定記』(集英社文庫)などの時代小説だけでなく、『自分を生かす古武術の心得』(集英社新書)の出版など、独自の視点による作品を発表してきた。それを可能にしたのは、多田さんが習得した、居合道3段、柳生新陰流兵法の身体感覚である。
**この日は放送時間外に、西本さんが鬼の動作、多田さんが古武術の動きを披露した。
番組準レギュラーの難波さんも、この時だけご来場。これによって、追儺式における体に動きについてのコラボトークが実現した。多田さんによると、身体に関しては、見るだけでなく、自分の体を動かしてみると気づきがあるという。
また、日本古来の体の動きを学ぶことで、腰痛や肩こりの改善にもつながる。多田さんは、少人数のワークショップを開催する予定。第1回目は、2月5日。
詳しくはHPをご参照のほど。
http://homepage2.nifty.com/tada-yoko/index.html)
(長田神社前探検隊 田辺)