オフィス風まかせの松井かん子さん登場!映画の醍醐味をスタジオで実感。


オフィス風まかせ松井かんこさん

2010年8月21日土曜日「KOBEスクランブル交差点」KOBEスクランブル交差点ゲスト:オフィス風まかせ 松井寛子さんこと松井かん子さん
お一人で映画の宣伝をされていて、「風まかせのかん子」の別名をお持ちです。また夜は、「居酒屋風まかせ人まかせ」も…
大阪生まれの大阪育ちで以前は、映画の自主上映も手掛けられているのに、特に映画の勉強はされてないとか、ただいろんなスタッフのお知り合いが多いそうで、映画が好きそこから、人脈がひろがり、ネットワークがまたネットワークを呼び、それはさながらネズミ算的な増え方だ、、と感じられたりするそうです

ところで八月と言うと戦争関連の映画がおおくなりますが…松井さんお勧めの映画は「キャタピラー」で立ち見まで出ているそうです。
この映画の公開が6月19日沖縄・8月6日広島・8月9日長崎・8日14東京で全国へという順に公開されました。通常は、東京から順に公開されますが、映画を作る以前から、それぞれの上映日程には、監督のこだわりがあったことを、伺いました。ベルリン映画祭で2月に寺島しのぶさんが受賞!すぐに上映ではなく4ヵ月先に伸ばすのも珍しいケースなんだそうです
少ない経費と最小限のスタッフで作り上げた映画が、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの映画祭でみごと受賞、今そんなすごい映画が神戸シネリーブルで上映されています!!
もう一つの映画は、「祝の島」。上関原発の映画で、20年以上、原発を反対する、祝島の人々の姿を細かく隅々まで写しだして、何故こんな素朴で平和な島に原発が必要なの?と映画を見る側が、素直に疑問を持つという映画だそうです。
日本にまだそんな純朴な生活が残っていた事を知るだけでも、嬉しく思う映画の紹介でした!!
第七芸術劇場で、フリーのジャーナリストさんと松井さんのお二人で、どこもやらない、やれないことを。と題した「7gei-spirito」という月に一度のプレミアムイベントが開催されています。今月は8月29日に、10年前に作られたTVドキュメント「ザ・ノンフィクション泣いたらアカン!ナニワの夜間中学物語」です。
どんどん数を減らされつつある、夜間中学校、識字学校にスポットを向けた作品です。日本に生まれ育った私達は読めて書けて当たり前だと思っていますが、現実では海外から来て間のない人や、逆に海外で育った日本人が再び日本で生活する時…識字から学ぶ事が必要になります。確かにその人数は少ないですが、次々に学校が統合されて通学が困難になっていく!!本当に勉強が必要でやる気がある人々から、学校が遠くなってしまうのはどうにかならないのか疑問を投げかけた作品だそうです。
月に一度、上映とティーチインの二部構成になっていて、映画だけ鑑賞してもよいそうです。是非ご覧ください。【リポート 井上直子】