新型インフルエンザに関する情報


昨日15日、神戸市内において、新型インフルエンザ感染が否定できない患者が複数確認されました。
患者は、神戸市在住の10代後半の男性で、海外渡航歴は確認されていません。

もし何かあった場合は、神戸市の発熱相談センターにまずは連絡してください。現時点では24時間対応です。
神戸市発熱相談センター(24時間)TEL:078-335-2151

神戸まつり(東灘・灘・中央区) 5月16日(土曜) すべてのイベントを中止、兵庫・北・長田・須磨・垂水・西区は予定どおり開催。
こうべロボット夢工房withICRA2009 5月16日(土曜) すべてのイベントを中止
エコカーフェア 5月16日(土曜)・17日(日曜) すべてのイベント中止。
神戸まつり 5月17日(日曜) メインフェスティバルを中止(第28回ヨットレースは実施する予定)
シティホールコンサート 5月20日(水曜) すべてのイベントを中止。
詳しくは以下をご覧ください。


≪神戸市内で新型インフルエンザ感染者≫これに関する神戸市からの広報~
最初の患者は、5月11日に、悪寒を訴え、12日に37.4度の発熱があり、医師の診察を受け、インフルエンザ簡易検査でA型陽性、B型陰性でした。昨日、検査を行った結果、新型インフルエンザが否定できない新型H1(+)であったため、厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部に連絡しました。患者は、12日より抗インフルエンザウイルス薬の投与を行い、15日の時点では、咳の症状はありますが、体温は36度台、現在、中央市民病院に搬送し、ほぼ回復しています。患者の行動及び接触者の状況については現在、調査を行っています。最終確定は、国立感染症研究所に検体を送り、検査を依頼しているので結果を待っているところです。さらに、同じ学校の学生二人にも同様の症状が見られ、中央市民病院に搬送し、検査に着手し、そのうち一人が疑い例となっています。一方で、感染源の究明のために、厚生労働省の派遣職員が疫学調査を実施します。

神戸市では、引き続き、市民の健康を守るため、感染拡大を出来る限り抑制するとともに社会経済機能を維持するための対策に、関係機関と密に連携しながら、全力を挙げて取り組んでいきます。

5月16日、第5回新型インフルエンザ対策本部員会議を開催し、16日から22日までの当面7日間、つぎのことを実施していくことを決定しました。

第一学区(東灘区、灘区、中央区、芦屋市)の幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援学校は休校とします。私立学校・大学に対しては休校を要請します。県立学校については、その旨を県に要請します。芦屋市にもその旨を要請します。
第一学区の学校は、修学旅行を延期します。私立学校に対してはその旨を要請します。
第一学区の保育所、デイサービス・デイケアなどの高齢者通所介護施設、障害者通所施設などは、休所・すでに来所された方のお迎えをお願いします。
第一学区の神戸まつりについて、土曜日(16日)は中止します。 日曜日(17日)は、複数の方の感染が疑われるため、中止します。
市関係の公共施設は、入り口で衛生管理の注意を呼びかけた上で、開館します。民間施設に対しては、注意を呼びかけていきます。
市民の不安を軽減するため、一般相談窓口を新設します。
発熱相談センターは、回線数を増設し、24時間対応します。
本市の業務については、通常通り、継続して実施します。
市民・事業者の皆様におかれましては、引き続き、国や県、市が発信する情報に注意していただくとともに、次のことに留意し、落ち着いて対応してくださるよう、ご理解とご協力をお願いします。

今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状であり、タミフルなどの治療薬も有効ですので、冷静に対応してください。
咳エチケット・手洗い・うがい・洗顔やマスク着用など、日頃からのインフルエンザ感染予防対策を行ってください。
外出にあたっては、不要不急の外出は自粛し、なるべく人混みを避けてください。電車など、公共交通機関を利用する場合にはマスクを着用するなど、十分な予防対策を行ってください。
発熱や咳など、新型インフルエンザ感染を疑わせる症状がある方は、医療機関を受診する前に、まず、発熱相談センターに電話で相談してください。相談のうえ、適切な医療機関をご案内しますので、その指示に従ってください。
新型インフルエンザに感染したおそれのある方は、保健所から電話等で健康調査を行います。また、必要に応じて、外出の自粛をお願いする場合がありますので、ご理解、ご協力をお願いします。
平成21年5月16日