2008年1月27日日曜日神戸長田区JR新長田駅おりてすぐの沖縄琉球宝島において、第一回徳之島一切節(ちゃっきゃり/ちゅっきゃい)大会が開催された!
この大会において、唄者のみなさんに、「わぃわぃ賞」を贈呈するという栄をいただき、会場にお邪魔した金千秋から報告させていただきます。
一切節とは徳之島を代表する民謡であり、この島の出身者、あるいはこの島をルーツにする人々にとっては、心の唄とも言えるものだそうです。
在日コリアンのとっての「アリラン」のように(これを比喩にできることに時代の流れを感じます)庶民が自分達の生活の中に起こる様々なことを、掛け合いで唄うなど、基本形の歌詞はあるものの、いろんなバージョンがあるそうです。
かつここには、日本との歴史の中で、辛い苦しい生活を余儀なくされた島の思いを調べにのせて、唄いあうことで、人々が力とした様子がうかがい知れます。(FMわぃわぃ毎週月曜日「南の風」奄美編担当者大橋愛由等さんの弁・・・まろうど社)それはともかく、会場は開催前から続々と老若男女が集まりだし、たいへんな盛況に驚かされました。この模様はまた「南の風」でも放送されます
12組の方々のご出演がありましたが、その中の最小年齢は、3世の坊やです。会場からは大喝采でした!!
神戸市にはたくさんの奄美の方が住んでいらっしゃいます。これは港湾関係の仕事に従事するため、大阪、神戸の港への航路でやってこられたと言う歴史があります。神戸市徳之島連合会長、八納(やの)脩充さんもお祝いに駆けつけられました。
最後は総踊り♪
ご出演のみなさんの伴奏で会場内は立錐の余地もないながら、踊りの華が舞い散ります。そんな中、実行委員のみなさんは、看護婦さんやピンクのお姫様?に女装された囃し達から、「餅給れ」いわゆる餅まきでしょうか。。。会場のみなさんにお振る舞いです。
私の一番心に残ったのは、「正月が来たみたいやねぇ~・・・」という会場の御高齢の方々の笑い顔です。あちこちで「お久しぶりね」「元気やったね~」という挨拶に、もちろん会場はこの寒空の中、暖房もいらない位の熱気でしたが、みなさんの心の温かさが充満していたように思います。