毎週火曜日2時半からそして金曜日13時半からの「大震災を語り継ぐ」は、2015年8月から「2015 Message Campaign from FMYY」


2015年8月から、今までの「大震災を語り継ぐ」の時間帯に「2015Message Campaign from FMYY」を放送しています。

・火曜日14時半から15時
・金曜日13時半から14時
現在は関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の学生たちの「戦争と平和」についての思いをインターンとして、この夏FMわぃわぃに来ているたくさんのインターン、そしてスタッフの人々に読んでもらっています。戦争が終わって70年!今湧き起っている「政」の中心と一人一人の思いの大きな掛け違い~それは一部の中のものなのか、、、それとも「政」の中心がいかの人々から乖離しているのか~今を生きる若者たちはどんな風に受け取っているのか?!それを聞き取ってほしいと思います。

そしてあなたの声もまたぜひお寄せいただければと願っております。
また以下に掲載しているのは、同じ時期にインターンとしてやってきた韓国からの留学生の感想です。日本の同じ年代の若者が、どんな風に「戦争」について「平和」について考えているのか、それを知ってもらうために、関学の学生のメッセージを聞いてもらいました。そこで彼女が感じた違和感!
それが日本で生まれ日本で育った若者の視点と外の国から見た視点の違い!
世界の視点と日本の視点の大きな落差にもなるのかもしれません。世界から見れば、日本は「敗戦国」ではなく「開戦国」戦争を仕掛けた国です。それを忘れては、世界の人々と話し合いの場に立つことも難しいのかもしれないと考えるコメントでした。

*****************関学生たちのメッセージを読んで、
感想 立命館大学インターン 金昭希(キム・ソフィ)
関西学院大学の学生さんからの平和へのメッセージを頂いて
それを韓国語に翻訳する仕事をさせていただきました。
戦争と平和について日本の若い方の意見を知る機会があって私には興味深い作業でした。
韓国側からみると
「韓国は日本から苦しめられた国」で、
「日本は戦争を始めた加害者国」で、
「被害という言葉には似合わない」
と思いました。
しかし、数年前に広島にある平和博物館に行った時も
今回関学の学生さんのメッセージを翻訳した時も
同じように感じた事は、
日本も韓国も何も分からない人々が犠牲にされて、
出身に関係なくすべての人々が戦争を恐ろしがっている

ことを感じました。
多くの学生さんは、今回の安保条約について様々な意見を書いてくれました。
今回の安保条約で日本の国民はもちろん、周辺国は
安倍総理が広島原爆の日に
『19年間続けてきた非核三原則の強調を言わなかった』
だけでも敏感に反応するぐらい東アジアは不安の状況になりました。
その不安が今回の関学の皆さんのメッセージでも感じることができました。
日本も韓国も戦争で大きな痛手を負った先人たちの痛みの教訓を忘れてはいけないと思います。
その教訓を教育していくことが、その過ちを繰り返さないことに繋がり
政府の決定や発言などを意識して注視しなければなりません。
韓国と日本は悲しい記憶で、近くても遠い関係でいると思います。
平和な関係を維持するためには、戦争が残した問題に対して、
『深い理解と犯したことを認める勇気』
そして
『繰り返さない努力』
が必要ではないかと思います。

관세이학원(関西学院)대학의 학생분들로부터 받은 평화로의 메세지를
한국어로 번역하는 일을 맡게되었습니다.
전쟁과 평화에 대한 일본 젊은이들의 의견을 알게 될 기회가 생겨서
저에게는 매우 흥미로운 일이었습니다.
한국의 입장에서 보면
『한국은 일본으로부터 고통을 받은 나라』이고
『일본은 전쟁을 시작한 나라』이고
「가해자이며 피해라는 단어와는 어울리지 않는다고 』
생각했었습니다.
그러나 수년전에 히로시마의 평화 박물관에 갔을 때도
이번 관세이학원(関西学院)대학 학생들의 메세지를 읽었을때도
똑같이 느꼈던 것은 전쟁으로
『일본도 한국도 아무것도 모르던 사람들이 희생되었다』는 것과
『출신과 상관없이 모든 사람들이 전쟁을 무서워하고 있다』는 것을 느꼈습니다.
많은 학생들이 이번 안보조약에대해 여러가지 의견을 적어주셨습니다.
이번 안보조약은 일본 국민은 물론, 아베총리가 히로시마 원폭의 날 행사때
『19년간 이어왔던 비핵3원칙을 언급하지 않았다』
것만으로도 민감하게 반응할 정도로 동아시아에 불안한 상황을 만들었습니다.
그 불안은 이번 학생들의 메세지에서도 느낄 수가 있었습니다.
일본도 한국도 전쟁이 준 교훈을 잊어서는 안된다고 생각합니다.
그 교훈을 교육해 나가서 그 잘못을 반복하지 않는다는 의식을 가지고
정부의 결정과 발언등을 주시해야 합니다.
한국과 일본은 슬픈 기억으로인하여 가깝지만 먼 관계를 유지하고 있습니다.
평화로운 관계를 유지하기위해서는
『전쟁이 남긴 문제에 대해 정확하게 이해』하고
『잘못을 인정하는 용기』,
『반복하지 않기위한 노력』
이 필요하다고 생각합니다.