神戸観光特使の朴明子がお送りする木曜日「まちはイキイキきらめきタイム」


神戸スイングオブライツ

ヨロブン アンニョンハセヨ? 今日の担当はおなじみあっちゃんこと乾あつ子と心美人ことパク・ミョンヂャです。
~マジマッカジ チョヒドゥルクァ ハムケ チュルゴウンシガヌル ポネジュシミョン カムサハゲッスンミダ。最後まで私たちと楽しいひと時を、お過ごしくださいませ。~(写真は神戸観光特使でもある朴明子撮影「神戸スイング オブ ライツ」)
今日の誕生花:「ゼンマイ」、花言葉:静かな思い
オープニングトーク:兵庫県佐用町 宍粟地域の水害を被った皆様。お見舞い申し上げます。ボランティアの皆様、本当にご苦労様です。何もお手伝いできませんが、皆様がお元気になられるよう気持ちを込めて放送いたします。[:下:番組]詳細はクリック。
1曲目は世界の音楽:今日はハワイの「アロハオエ」


◆あっちゃんの北の新地の四方山話
「お盆のあとはイベントが」ということはお盆が終わると客足が途絶えるということ? そうらしい。だからあの手この手でお客をひきつける作戦に出るのだ。浴衣着納め、ビール飲み納めなどと名をつけ盛り上がる。あるところではワイシャツに素足でスリッパといういでたちで「癒し」を提供という作戦もあるとか。ふ~ん、癒しねぇ。
2曲目:「ヴォルガの舟歌」合唱団<鶴>
この合唱団の指揮者は90歳。5月の演奏会に行った時、1週間前に指揮者が入院したという貼り紙がしてあったけれど、ステージに出て来られた。しかし指揮者の負担を少なくするため、合唱とソロの歌の時はソリストが指揮をしながら歌うという場面もあったが、大変温かいムードの音楽会だった。
◆情報お知らせ
兵庫朝鮮高級学校創立60周年記念 チャリティーコンサート。制裁より対話!「9.17朝日ピョンヤン宣言7周年 近畿のつどい」
東北アジアに平和を!「ピースフェスティバル2009」
3曲目:「珍島(チンド)アリラン」孫千姫
◆ヨロガヂイヤギ
①<今、日本に重大な人権侵害が起きている>
朝鮮新報から「朝鮮人道支援ネットワークジャパン」の竹本昇さんの話の要旨。
「経済産業省が『外国人為替及び外国貿易法に基づく朝鮮への輸出禁止等の実施について』によって在日朝鮮人にとんでもない非人道的なことを行っている。朝鮮への荷物などが、郵便局や税関から送り返されたり受け付けられなかったりしている。「北朝鮮」という3文字が付けば何の咀嚼もせず、通達に基づいて在日朝鮮人に対する人権侵害を、公務として平然と執行する人たちが多数存在する。マスコミが虚実合い混ぜて扇情的な報道を繰り返し、朝鮮と朝鮮民族に対する敵対心と排外意識を煽ってきたということを如実に浮き彫りにするものである。日本の政府とマスコミには「人権は尊重されるもの」という概念や価値観が存在していない。植民地支配当時の朝鮮に対する民族排外意識がそのまま生きている。在日朝鮮人は、人権保障の対象であって、人権弾圧の対象者ではない」
竹本さんの言うとおりで法的に見ても非難される事態である。日本が国際人権規約や人種差別撤廃条約等に加盟しており、また憲法上外国人にも基本的人権が保障されなければならないだろう。
②<金大中氏を悼む>
「国の巨木がなくなった」と人々は悲しんでいる。一般の人は1973年、日本に滞在していた金大中氏が、韓国の情報機関によって拉致され殺害されかけた事件で氏の存在を知った。何度も死線をくぐって大統領の地位に就き、韓国の民主化と祖国の統一のために力を注いだ。初めて南北首脳会談を実現させ、ノーベル平和賞の受賞に結びついた。氏の葬儀は国葬となった。ソウル焼香上には9万2000人もの人が訪れたという。韓国のテレビニュースを見ているとインタビューに答えて、むしろ自分の夫か息子が逝ったほうが良かったと言った人がいた。それを見て以前「南大門」が焼失した時に、自分の家が焼ければ良かったと言った人がいたのを思い出した。封建時代じゃあるまいし日本人にはとても理解できないだろう。だが、国を奪われた亡国の民がいかに惨めかということを身にしみて感じているから、民主国家の成立にそれだけ多くの犠牲が払われたかを知っているから、そんな言葉が出てくるのだと私は思う。
4曲目:「統一よ、来い」ノリペ・ウリナラ
◆エンディングトーク
神戸観光特使のコーナー。私は全国に400人ほどいる「神戸観光特使」の一人だから、時々、~神戸よいとこ ぜひおいで~ と勧誘しなければならない。度々お知らせしていた素敵なイベントに行ってきたご報告。「神戸スイング オブ ライツ」が先日までハーバーランドであった。建物、海がスクリーンとなって色とりどりの光線がスイングする、かなり大掛かりなイベントだった。きっと恒例行事になる予感がするのですぅ。朴明子記