9月1日土曜日12:00~13:55「KOBEながたスクランブル」番組ゲストは、金盛美和さん。
兵庫県国際交流協会{HIA}が行っている「多文化共生社会の実現」をめざす様々な事業の一環、1991年から行っている兵庫県とフランスのセーヌ・エ・マルヌ県の友好交流事業、セーヌ・エ・マルヌ県との人物交流の今年度選出された方が、この方です。
フランス語能力、日本語教師としての高い資質、日本のことをお伝えたいというアツい思いがあった、、、というのが選出のもちろん一番の大きな理由ではあります。しかし私が今回お招きした一番の着目点は、そういう日本文化を体現するものとしてフランスに赴く金盛さんが在日コリアン3世であるというというところです。そういう彼女であるということも加味されて兵庫県国際交流協会が選ばれた!!というところにこの地域に住むものとして大きな喜びを感じます。(もちろん厳選な関門があり在日だから選んだということではありません)日本に住む在日だから見える日本文化の妙味、そして朝鮮半島との類似と相違、また金盛さん自身がフランスで日本について語ることにより、より自分の中の日本・朝鮮ということを見つめる機会になると思います。この辺のところは、HIAの福井課長にもお聞きしていますので、じっくりお楽しみください。
兵庫県国際交流協会{HIA}は、「多文化共生社会の実現」をめざし、民間交流、国際協力、地域の国際化等に関する様々な事業を展開しています。その一環として、兵庫県とフランスのセーヌ・エ・マルヌ県の友好交流を促進し相互理解を深めるため、セーヌ・エ・マルヌ県との人物交流を1991年から始めています。
セーヌ・エ・マルヌ県からは、大学生2名を企業研修生として約3ヶ月間受け入れ、兵庫県内の企業や行政機関、その他関係機関で研修を行い、日本式経営及び先端技術を研修するとともに、日本語の習得と兵庫県に関する知識を深めます。
兵庫県からは日本文化教師1名を約10ヶ月間派遣し、セーヌ・エ・マルヌ県の大学等で日本語や日本文化を教える補助を行うとともに、フランスの大学で本人の希望分野の研究を行います。また、セーヌ・エ・マルヌ県の経済振興公社や観光局に協力して、兵庫県及び日本との交流促進の助言・支援を行います。
平成19年に派遣されることが決まった金盛さんは韓国籍であり、この人物交流が始まって以来韓国籍の方を派遣するのは初めてですが、金盛さんは兵庫県生まれ、兵庫県育ちで、日本文化教師として、また本県の民間大使として、その役割を十分に果たせると判断されました。
金盛さんには、フランスから、ブログを通して情報を発信していただく予定です。