2010年8月21日土曜日「KOBEながたスクランブル」情報お知らせコーナーとおしゃべり市場ゲスト:神戸映画サークル協議会 宮下のぶこさん
神戸映画サークル協議会は今年で60周年を迎える長い歴史があり、毎月映画の鑑賞会、例会があります。
今月は「牛の鈴音」を上映。
毎回例会の前に例会学習会を開かれて、上映する映画の魅力を理解してから鑑賞されている。
この映画は普通のおじいちゃんと、おばあちゃんと、40才になる年老いた働き牛の雌でシーンの中には、おじいちゃんが雌牛の世話ばかりするのでおばあちゃんがやきもちを焼くといったシンプルなほのぼのした内容があるそうです。予備知識が無くても楽しめそうです!
「牛の鈴音」は27日28日、神戸産業振興センター3Fハバーホールで4回上映!
60周年記念でということで、今年度は高校生・中学生は無料です。
配給会社のシグロの山上氏の講演も聞けるそうです。この映画の日本での上映のこだわりはなんと言ってもDVDによるデジタルを使わず、フィルムで再現した所で、これは日本上映からの採用なんだそうです。
静止画像の写真もフィルムの再現力にデジタルはかないませんから、映画でフィルムで映像となるときっとその光景に臨場感があり、引き込まれてしまうのではないかと思います。
この映画は最初韓国では、ソウルの映画館1か所でしか上映されてましたが、口コミ口コミで、空前の大ヒットとなりました。
ところで、宮下さんが番組中『「映画を見た!」と表現するのに、自宅でDVDを見ても、「映画を見た」になるのでしょうか?』と問い掛けられました。私も全く同感で、映画館で鑑賞してこそ、「映画を見た」となるのだと思います。映画を見に行くのは、一つのイベントを見に行く様な行動の様にも思えます。すごく楽しみにして、待ち焦がれて映画を見に行くのが、映画を見に行く醍醐味のひとつであってほしいものです。何もかもが、手軽にできると、楽しみが減ってしまいそうです。待ち焦がれてみんなと見に行く映画は本当にいい思い出になると思うのですが…【リポート井上直子】