2018年8月の「神戸市立須磨翔風高校~はばたけ!翔風タイム」♪


大学生と高校生が番組を通じてコラボしました!

今回は神戸学院大学インターンに来ている西明日香さんが高校生たちの番組を聞いて感想を書いてくれました。

神戸市立須磨翔風高等学校放送部のラジオを聞いて

神戸学院大学2年FMYYインターン生 西明日香

【概要】
・高校生が考える地震との向き合い方

6月18日大阪で地震が発生。一人の生徒は地下鉄に、一人は通学路に、一人は学校内と様々な場面で地震に出くわした。
地下鉄や通学路に居た生徒は、地震が来たことすら気づかなかったという。教室に居た生徒は、突然のことで、身動きが取れず、窓ってこんなふうに波打つのだと実感したそう。その後は先生の指示のもと、グラウンドに避難したそう。この地震により、地震に対する意識が高まった。
・地震の怖い所
いつ、何が起こるか分からない。普段からお年寄り、体の不自由な方に座席を譲りあう事が大切。
寝ている時に地震が起きたら怖い。阪神淡路大震災は明け方におこり、寝ている方も多かった。
また、お風呂に入っている時に地震が起こっても怖い。衣服を着ていないのでとっさに逃げることができない。
家族と離れている時に地震がおこったら、家族と合流するまで子どもだけでなく大人と一緒に居ることが大切。
・地震によっておこるSNS上のデマについて
携帯を持つ人が多くなったのと、携帯を持つ年齢層が低くなったことで、子どもは社会経験が少ないため情報を見る目が養われていない。
拡散希望と書けばすぐに広まる。
デマを広げないために出来る対策としては、「ツイッター社がアカウントを認証しているか」「受け取った情報の中に情報源が書かれているか」「情報発信した人の過去の書き込みを見てみる」などがある。

・地震の対策
家の中で出来る対策「家具が埋め込み式」「大きめの家具を使わない」「耐震マット、滑り止め、突っ張り棒」など家具を固定する対策をする。
・防災リュック
懐中電灯やラジをなど、災害が起こった際にすぐに荷物をもてるよう対策をする。
家族と離れ離れになった時
・保険証や免許書など身分証明書が有効。
お札ではなく小銭をためておくようにする(その方が両替をする手間もなく便利)
・家族と連絡を取り合う方法
あらかじめ避難場所の待ち合わせを決めておく。誰が何を持ち出すか決めておく。
自宅を出る時は「メモ」を残し、そのメモを貼る場所も決めておく。
災害用伝言ダイヤルを使う。メッセージを録音できる機能がある。録音は48時間保存される。

【感想】
私は、阪神淡路大震災を経験していない世代で、地震がどれほど恐ろしいものか知りませんでした。しかし、先日の大阪の地震があったとき、本当に恐怖を感じました。「揺れが止まってほしい」そう思いながらも全く体が動かなかったことを覚えています。

今回、この須磨翔風のラジオを聞いて、改めて「対策」を考える事の重要さに気が付きました。
ラジオの中にもありましたが、今私はベッドの脇に「防災リュック」を置いています。いつ、何が起きてもすぐに避難できるように備えています。
しかし、家族での話し合いはあまり行っていなかったのでこれから家に帰って話し合いたいと思いました。実際に災害が起こってからでは連絡手段は閉ざされた状況です。あらかじめ話し合っておけば冷静に対処できるのではないかと思いました。
家の中の対策については、とても共感することが多かったです。今回、大阪の地震がきっかけで家具を見直した家庭が多いのではないかと思います。自分より明らかに大きい家具や固定されていない家具など地震対策をしていなかったのだと自分の家庭でも思いました。これを機にいらないものは捨てるなど断捨離ができたと思います。
災害だけでなく、何かに対して想定し、対策を考えておくことが大切なんだとラジオを聞いて改めて感じました。