ゲストの蔭山修一さん(シュウ先生)においでいただき、タイに15年以上通うことになったその理由。そして近年はタイ北部の小さな町メーホンソーン県クンユアムの町にたった一つある中・高一貫校での日本語教師として通い続けることになったその理由、思いなどをお聞きしました。
また、個人的な興味だけでなく、友好の絆、次世代へ…
「日・タイ友好クンユアム青少年基金」JTEES Khunyuam Japan-Thailand Friendship Youth FundというようなNPOとの繋がり、洛北のライオンズクラブなどいろんなところとのネットワークの中で、タイの小さな町に住む少数民族の少年・少女たちに未来に対するいろんな夢を構築する取り組みにつながっていることをお話いただきました。
①クンユアム高校生日本招聘
毎年、日本語クラス受講生徒1名を無償で2週間日本に招聘。
②青少年スタディーツアー実施
友好の歴史を日本の青少年に伝えるべく少数民族集落でのホームステイツアーを実施。
③ジャパニーズ・キャンプ実施支援
毎年、クンユアム高校で実施される日本文化紹介イベントに協会ボランティアを派遣。
④日本語クラス支援活動
クンユアム高校の「日本語クラス」に対し、日本文化を紹介する教材を贈呈。
⑤「京都洛東ライオンズクラブ 日本・タイ友好クンユアムプロジェクト」実施※
クンユアムにある日本兵墓地(ムワイトー寺・トーペー寺)の保全・慰霊を目的として、現地の日本兵墓地の清掃を、クンユアムウィタヤ高校生徒に担って頂き、彼らに奨学金を提供することで、日本兵墓地の保全を進めます。また、同校「日本語クラス」への運営支援金を拠出し、クンユアム地域における日本語教育の振興に取り組みます。なお、本プロジェクトは5年間(第一期)実施し、その資金は全額、京都洛東ライオンズクラブ様(京都市)のご提供によるものです。
⑥クンユアムの友好の歴史に関する広報活動(「クンユアム展」開催)
日本兵とクンユアム住民の間で芽生えた友情を、一人でも多くの方に知って頂くため、「クンユアム展」を実施しています。また、今後は講演会等の事業についても実施して参りたいと考えております。(H25.9月「日・タイ・カルチャー・フェア」内で「クンユアム展」開催)