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毎週火曜日12時半からは「週刊!それいけ長田」です。

夏ぼら

去年テスト的に実施した夏休み中の、長田地域の中学生のボランティア。好評につき、長田区6校に拡大して開催の予定です。
夏越の祭りでの着ぐるみ、障害のあるメンバーさんとの畑仕事、ふれあい喫茶でのお茶のサービス、パソコン教室のお手伝いにFMわぃわぃでは外国籍の子どもたちとラジオ番組つくりなどなど。。。。
夏休みの1日、希望してボランティアとして参加するという体験を長田区社会福祉協議会と中学校が共に実施します。

夏ぼら

毎月第4火曜日は神戸映画資料館からの情報~今回は濱口竜介さんと「異国に生きる」~

濱口竜介さんと異国に生きる

本日の神戸映画資料館からのお知らせは、濱口亮介さんが神戸に移住され、いろんな活動を開始されるなか「滝口竜介プロスペクティブ in Kannsai」が資料館で開催のお知らせと、日本の中のビルマ人を14年間追い続け出来上がった土井敏邦監督の作品「異国に生きる」のお知らせです。この映画上映の時には、丸五市場のミャンマー料理の「テテ」さんのカレーもカフェで食べることができます。

濱口竜介さん

大阪(第七芸術劇場)神戸(神戸映画資料館)京都(京都シネマ、元・立誠小学校、京都みなみ会館)

濱口竜介さん

濱口さんは神戸に来るまでの2年間仙台で過ごされ、3部作(内実は4部作)の東日本被災沿岸部のドキュメンタリーを制作されました。

濱口竜介さん

神戸のアートシアターKIITOでもワークショップを開催されます。

Gema Merapi FMにて楽しいジングル作成研修♪~コミュニティラジオ局での活動~

ジョグジャカルタからこんにちは。近藤です。
最近乾季らしい天気が続いています。日中は日差しがきつく、暑いです。

さて、今回はコミュニティラジオ局との研修内容についてご紹介しようと思います!
私たちが支援している5つのコミュニティラジオ局で、ラジオ局のメンバーと共にこれまでラジオ局の問題分析を行ってきました。その問題分析の結果を元に、今研修を進めています。技術支援の一つとして番組制作の技術や知識をさらに高めてもらえるよう、まずはジングル(ラジオ番組の節目に入る短い音楽)を作成する研修を各コミュニティラジオ局で行っています。

先週、Gema Merapi FMというラジオ局でもこの研修を行ったので、その様子をご報告します。

まず、久々に訪問して感激したのが、スタジオのレイアウト変更を行ってくれていたこと!以前はパーソナリティー1人だけの席しかなかったのですが、椅子を二つ置いてテーブルの中央にマイクを置き、対面式に番組を収録することが出来るようになっていました!!前回の訪問で、日本や他の国のコミュニティラジオ局が、どうやって参加型の番組を収録するかレイアウトを工夫していると参考までに紹介したので、それをさっそく取り入れていただけました。

Before

After

この日参加したGema Merapi FMの若いスタッフのみなさんに、まずは音声編集ソフトウェアの使い方を指導しました。音量調節、音の繋ぎ方、曲の挿入方法等、基本的な編集方法はすぐ理解してもらえました。そして、それぞれのスタッフがペアになって、音声を録音し、自分たちが選曲した音楽を挿入しながらオリジナルのジングルを作成しました♪

他のコミュニティラジオ局同様、皆さん楽しそうに音声収録や編集を行うので、そういった姿を見ているとこちらも嬉しくなります。ラジオ局に置いてあったギターを持ってきて、BGMもこれで入れようかな・・・とギターをつま弾くスタッフもいて、やる気満々だなと思いました。

そして次回の研修までに最低10個のジングルを作成してね!とお願いすると、「10個なんか今日中にできるよ!」と自信満々に言う姿が微笑ましいです。そんな彼らのラジオ局スタッフとしての作成意欲が伝わってきて、次の訪問がとても楽しみです!

シリー:地域を支える市民の力~野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ~

関西学院大学山中速人研究室メディア工房

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の2年生のメディアの実践での実験プロジェクトとして、5月23日~7月18日まで8回シリーズで「地域を支える市民の力」を放送しています。
第5回目の本日は「野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ」です。
この番組は、関西学院大学三田キャンパス山中速人研究室のメディア工房からのUST配信で行い、翌週の火曜日13時からの再放送で放送されます。

なぜFMわぃわぃは東北やインドネシアで活動するのか?

FMわぃわぃが東北で活動を初めて二年三ヶ月、インドネシアで「定住型」の活動を始めて、七ヶ月が経った。FMわぃわぃは俗に言うところの災害支援NGOや国際協力NGOではない。コミュニティラジオを一つの道具にして、阪神淡路大震災からまちづくりをしてきた団体である。

FMわぃわぃのある神戸の長田は、1995年1月の阪神淡路大震災でとくに大きな被害にあった地域である。昔ながらの下町で古い住宅が密集して、地震とその直後の火事で、まちが空襲の後のようになってしまった。

「ホースから水が出んかった。水さえ出たら、、、」
「ノコギリが一本でもあったら、、、」
「隣りの婆ちゃんが、どの部屋に寝てるのか、知っとったら、、、」

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毎月第2金曜日13時からは消防署の方が登場です。今日は2回目の登場の高良翔太さんです。

消防署高良翔太さん

6月14日第2金曜日のまちはイキイキきらめきタイム、ハロー長田のコーナは長田消防署、大橋出張所消防防災課2係、高良翔太さんにお越し頂きました。

長田消防署に配属されて9カ月経ち、その間に経験した大きな出来事を伺いました。
2月後半と3月中旬に大きな火災があり出動した。火災に応じた出動基準で最大規模の第3出動の火災であった。火災は垂水駅前の市場で、長田は応援に駆け付け、消防車は25台程出動した。到着した時は他の消防はすでに消火活動中で、消火活動する場所を探しまわった。全てが初めての経験で、このような複数の消防が来る場合、全体の指揮は本部指揮隊がとる。
 兵庫区の火災は1軒全焼する建物火災であったが、煙が経験したことのないものすごいものであった。面帯という濃煙の場所行入るマスクを着用した。この時にわかったのは、しゃがむとしゃがまないで体感温度が非常に異なる事であった。しゃがむと呼吸もしやすく体感温度は低かった。現場に突入するかどうかは現場指揮官の判断に従うことになっており、侵入統制がかかると誰も内部に入ることは出来なくなる。火事場を見に来る人の規制は、消防団、警察も対応する。
 幼稚園に行き防災教育をした。地震が起きた時の行動について、基本的なところを教えている。しかし興味は消防車に乗ることである。

 夏が近づき気をつけることは、熱中症、食中毒、ゲリラ豪雨、台風など色んな被害が考えられるので注意してほしい。ゲリラ豪雨は下流は雨が降らなくても上流で豪雨の場合、川の水位が急激に上昇するので注意が必要。

 配属されて9ヶ月が経ち、現場の実務経験を通して日々成長し、真摯に消防という職務に向き合う高良翔太さんの姿を通じ、改めて消防に対する信頼を感じました。