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『KOBEながたスクランブル』今年最後の放送は“声の図書赤十字青年団”有志による朗読をお届け

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1時台の『KOBEスクランブル交差点』のコーナーは、番組では毎年恒例の“日本赤十字社兵庫県支部 声の図書赤十字奉仕団 青年グループ”有志のみなさまによる、朗読のご披露。
おかげさまで、今年で8回目を迎えました。

今年は「年末年始を迎えて、大切な誰かに朗読のプレゼント」というテーマを決めて、4名の方にご披露いただきました。
お一人目は、加瀬徳子さんがお孫さんに、絵本『魔法使いのプレゼント』を読んでくださいました。
魔女独特の声色がとてもお上手で、物語の世界にすっかり引き込まれました。

二人目、小久保美佐子さんは難病と闘っておられる方にとのことで、山中伸弥教授を取り上げた新聞記事『開かれた扉“神様がくれた宿題”』の朗読を。
難しいテーマのようですが、とても易しく書き換えて披露くださいました。

三人目の志智公子さんは、河合隼雄の『こころの処方箋 “ふたつよいこと、さてないものよ”』
自分自身に贈りたいとのことでご披露いただきました。

ラストは黒一点、海老名巖さんの自作!『わたしの宝物へ』
小学生のお孫さんへの温かいメッセージ、おじいちゃまからの素敵な贈り物になったことでしょう。

ちなみに、海老名さんは『Afternoonねね』などでおなじみの、わだかんさんとお勤め先が一緒だったとのことで、放送にあわせて駆け付けてくださいました。

この“声の図書赤十字奉仕団 青年グループ”は、視覚障害の方や小さな子供たちに朗読ボランティアを行っています。
ご興味のある方は、078-241-9889 までお問い合わせください

最後に。
今年も『KOBEながたスクランブル』をお聴きいただき、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします!

今日の「KOBEながたスクランブル」の担当たまちゃんとはまの!、素敵な会話が弾みます。

はまのとたまちゃん

今日の「KOBEスクランブル」はたまちゃんとはまののコンビです
なかなか12時からの時間にぴったりの軽快かつ、まったりゆるゆる、でもいろんな内容が織り込まれたお昼のランチ状態です。

たまちゃん

12時半からの「おしゃべり市場」のコーナーは、たまちゃんの行ってきました報告。行き先はBIZEN中南米美術館。

南米博物館

中々素敵なパンフレットです。かつ魅力的なイラストが並びます。

BIZEN中南米美術館

**BIZEN(備前)中南米美術館**
日生(ひなせ)町で漁網の製造・販売を営んでいた故森下精一氏のコレクションの寄贈により、昭和50年3月に開館しました。
 森下氏は商用で南米を訪れた時に古代アメリカ文化の遺物に触れ、その魅力にとりつかれて以来蒐集を重ね、やがて中南米10カ国に及ぶ質量ともに優れたコレクションを持つに至りました。この収集品が専門家の鑑定の結果、学術上・美術史上極めて貴重であることが明らかとなったため、一般に公開することを決意し、蒐集品と美術館の全施設を寄贈し、本美術館を設立しました。美術館の外壁は、岡山県重要無形文化財備前焼作家故藤原建氏の制作による、約1万6千枚もの備前焼の陶板で覆われています。
 生前森下氏が常に希望していたように、地域文化の復興の一助となることと共に、多くの方が当館を通して中南米の古代文化に親しんで下さることを念願しています。

12月15日土曜日フィリピンからのお客様が出演~JICAフィリピン事務所の中村隼人さん~

JICAフィリピン事務所中村さん

(写真はフィリピンのクリスマスケーキ≒パネトーネをおみあげ持参できてくださった中村さん、、とってもおいしかったです)
以前から東南アジア、そして南米の防災についていろんな日本の知恵をお伝えするお仕事をされている中村隼人さん。
今はJICAフィリピン事務所で「カガヤンデオロの復興」を担当しているかたです。
お話は、日本とフィリピンの関係、日本の河川の知恵が非常に役立っていること、まだまだ日本の果たせる役目はある、、というお話を非常に分かりやすく説明いただきました。
前進前進また前進の日本ではなくても、地道な緻密な日本のやり方は非常に有用なんだということを実感しました。
じっくりとお話くださいませ。

ガガヤンテロの地震

≪ガガヤンテロの地震≫フィリピン沖で2012年8月31日に起きた地震で、震源地近くのサマール島などの地元当局者は共同通信に対し、家屋が倒壊し、けが人が出ていると語った。停電が起きているとの情報もある。フィリピン災害当局は、震源から南西のミンダナオ島スリガオで十数センチの津波を確認したと述べた。さらに高い津波が来る可能性もある。地元災害当局は津波警報を出した。
【タクロバン(フィリピン中部レイテ島)共同】フィリピン東沖の太平洋で8月31日に起きた地震で、震源地近くのサマール島などでは、国軍や警察が1日、各地で壊れた道路や橋を中心に本格的な復旧作業を始めた。一時停電した地域も多く、被害状況の確認も合わせて進めた。
地震発生直後にミンダナオ島で鉄砲水と土砂崩れがあり、1人が死亡した。災害当局によると、地震による激しい揺れは、サマールやレイテ、ミンダナオ各島や周辺の小島などで確認された。家屋が倒壊するなどして、けが人が出た。災害当局は発生直後に津波警報を出したが、1日未明に解除した。

JICAフィリピン事務所

JICAフィリピン事務所
フィリピン事務所
JICA PHILIPPINES OFFICE
[住所]
40th Floor, Yuchengco Tower, RCBC Plaza 6819 Ayala Avenue, Makati City, PHILIPPINES

ハロー長田、第2金曜日は、消防署からのお話「査察と年末年始特別警戒期間」

長田消防高崎さん

今年度最後の消防署のご出演の「ハロー長田」
今回は長田消防署査察係 高崎博幸さんにおいでいただき、火事や事故にならないように、公共の施設や商業施設、いろんな事業施設の査察を行っているというお話をいただきました。
多様な人々が出入りする施設では、消防署の提案を遵守していただきたいものです。
またそろそろ年末が近づいてきました。12月16日~1月3日は特別警戒期間となっていますので、特に気をつけていただきたいとのことです。
大掃除のいろんなゴミなども、決まった日程、時間を守っていただくこと、、、このよな小さなことでも放火を防ぐ手立てとなるそうです。
12月14日夜10時~、18日13時半~の再放送で、高崎さんの澄み切った拍子木の音もお楽しみください。

本日の技術のつくだ煮~表具師・・・日本の巧・・・西神戸センター街恍雅堂~

恍雅堂田中さん

本日の12時30分からの佃の技術のつくだ煮は、西神戸センター街の表具の店「恍雅堂」の田中豪人さん。
表具についてのいろんな業をお教えいただきました。

表具の説明2

佃家から持参した仏画の掛け軸で説明開始。

表具の説明4

仏画を引き立たせつための布地を選ぶ。このサイズは、仏画を引き立たせつた目の割合が古来から決まっている。
赤い金襴の入った細い帯は風袋(これは古代中国では、からすなどの鳥脅しだった)

表具の説明3

風袋はだらっとしないように、畳み方も決まっている。このようにすると、掛け軸をかけたときにぴんと張った状態で下がるようになる。

表具の説明1
多文化共生の樹1

カトリックたかとり教会の中に飾られている「多文化共生の樹」

多文化共生の樹2

ここでのいろんな市民グループが行っている多文化共生のまちづくりを象徴するような「多文化共生の樹」の表具を恍雅堂さんでお願いして表具していただきました。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年作品~日本から香港へ生活の場を変えた日本人~

毎週火曜日13時からは関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の実験プロジェクト
メディアの演習の4年の作品です。
第12回目は植田菜摘の担当です。
タイトルは「日本から香港に生活の場を変えた日本人」です。
内容は以下のようなものです。
滋賀県虎姫町出身の森静昭(もり しずあき)さんは、現在、香港キャセイパシフィック航空にて、アジアキッチンの料理長として働いていらっしゃいます。
調理士専門学校を卒業した後、料理の修業を経て香港へと渡られました。異国の地、香港において、立ちはだかる言語の壁や、文化の違いを乗り越え、現在、香港に渡って31年となられます。
この番組では、日本から香港へ、生活の場を完全にシフトした森さんの、苦悩や努力、その先にみつけた森さんの「人生」についてお伺いしています。

1.「OP~経緯~香港第一印象」
香港に住むようになってから、今年で31年。森さんが初めて香港に降り立った時は、日本とは違うその光景や、文化の違いに、唖然とした。ビルにぶつかりそうになりながら着陸する空港・独特のにおい、そして、何よりも、価値観の違いに驚きを隠せなかった。

2.「言葉の壁~仕事内容~雇用・永住権」
広東語はもちろんのこと、英語も全く話せなかった森さん。立ちはだかる言葉の壁に、何度も大変な経験をした。言語の習得のため、仕事の合間をぬってはテレビを見続け、必死に広東語を習得。香港に住んで今年で31年になるが、現在も国籍は日本人のまま。国際社会である香港では、大人になると、他国の国籍を取得する人々が多く存在している。その裏には、イギリス植民地時代から続く雇用の問題が隠れていた。

3.「これまでの人生を振り返って~ED」
自分の夢である、料理の道へ挑戦し続けたいという思いと、家族を養う立場にいるという現実の間で、今後の道に関して、何度も考えたという森さん。今では、自分の努力が認められ、安定している職場で働く事ができ、満足な生活を送っているという。日本から見知らぬ地、香港へと飛び立った森さんは、これから先も香港で、自分の信じた道を進み続ける。

なお関学の番組はFMわぃわぃのWEBサイトで音源のライブラリーとしていつでもお聞きになることができます。