【6月6日 ロストック=松浦哲郎、ラムナス・ブハット】
バルト海に面したリゾート、ハイリゲンダムで、G8が6日から開催されています。会場の周辺には高さ2メートルを超えるフェンスがはりめぐらされ、一部のマスメディアを除いては、フェンスを越えて会場に近づくことができません。このフェンスは1キロあたり100万ユーロ(日本円でおよそ1億6千万円)かけてつくられているそうで、環境問題を主要テーマの一つとしてかかげた今回のサミットが終了したあと、このフェンスがどう処理されるのか、注目されています。
【6月6日 ロストック=松浦哲郎、ラムナス・ブハット】
バルト海に面したリゾート、ハイリゲンダムで、G8が6日から開催されています。会場の周辺には高さ2メートルを超えるフェンスがはりめぐらされ、一部のマスメディアを除いては、フェンスを越えて会場に近づくことができません。このフェンスは1キロあたり100万ユーロ(日本円でおよそ1億6千万円)かけてつくられているそうで、環境問題を主要テーマの一つとしてかかげた今回のサミットが終了したあと、このフェンスがどう処理されるのか、注目されています。
【6月5日 ロストック=松浦哲郎、ラムナス・ブハット】
「ロストック・ショック」と地元紙が伝えたG8に対する大規模な抗議行動は、6月2日の開始から、今日で4日目を迎えました。G8各国の首脳らが集う予定のハイリゲンダムから東へ30分、バルト海に注ぐウンタヴァルノ川に面する港町、ロストックは、多くの抗議活動の拠点となっています。港周辺のイベント会場や、市内の3つのキャンプなどには、ドイツや周辺の国々からリュックサックをかついだ若者たちが多数集っています。
2日に参加したデモは、私たちが歩いていた先頭部分が解散した後に終着点に到着したグループの一部と、警官隊との間で大きな衝突に発展し、警察にも100人以上の重軽傷者が出る暴動になってしまいました。デモ隊に対して警官隊が過剰な対応をしたことも一員としてあるようですが、暴力を仕掛けたのは明らかにデモ隊の中で「Black Block」という呼び名で呼ばれている黒ずくめの若者中心のグループでした。
みなさま、こんにちは。オックスファム・ジャパンの山田です。
今回、G8サミットが行われるドイツから、サミットの様子を貧困問題に取り組む国際NGOの視点から報告させていただくことになりました。今日からできるだけ毎日、情報をアップデートしていきたいと思います。
FMわぃわぃはオックスファム・ジャパンと協力し、
6月6日からドイツで開催される主要国首脳会議(G8サミット)についてオックスファム・ジャパンの山田太雲氏(アドボカシー・オフィサー)のレポートをお届けします。
先進国のマスメディアが伝えない視点でサミットで話し合われる問題のうち、とくに貧困問題について情報発信をしていきます。
またFMわぃわぃが加盟している世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の日本協議会準備委員会のメンバーとして松浦哲郎氏もサミットの会場からレポートをします。