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中国語番組『華声』ゲスト番組担当馬浪のお迎えしたのは、若柳小三郎さん

中国語番組「華声」の放送風景

2010年11月15日月曜日夜の8時から9時までの中国語番組は久しぶりに馬浪(マ・ラン)の登場です。

今回は新しい『華声』担当となった王秋雲さんが素晴らしい方をお連れ下さいました。
加古川で、日本舞踊の名取としてご活躍の若柳小三郎さんです。

パーソナリティ馬浪
新しいメンバー王秋雲さん
ゲストの若柳小三郎さん

前半では中国民族芸能を日本で紹介されている王秋雲さんが、加古川での若柳小三郎さんの主宰される2年に一度の加古川日本舞踊文化協会の発表会で、小三郎さんたちの日本舞踊に魅了され、おであいをすることとなった経緯。
国を越えた文化というものへの真摯な姿勢に惹かれあうお二人の交流のお話です。
そして若柳小三郎さんの真摯な姿勢というものが、実はご尊父の生き様に通じるというお話へと繋がります。

若柳小三郎さんのご尊父は加古川町議会議員(現在の加古川市市議会議員)、兵庫県議会議員として、戦中、戦後の労農運動、同和行政に大きな功績を残された小南眞次さんです。
「士農工商」そしてその下に「穢多非人」という人間の身分制度、なんの理由もなく人が人を差別するというこの制度撤廃に大きな力を尽くされたご尊父の思い出を話されました。

後半はご自身の日本舞踊にかける思い、そしてその日本舞踊という文化世界においても起こる「差別」、「河童」という若柳小三郎さん創作の日本舞踊の演舞の音にのせてお話いただきました。

人が人を差別すること、それは部落、外国人、障害者、などなど枚挙にいとまがないほど人間社会の中で繰り返し起こる問題です。

若柳小三郎さんのご両親から心に深く刻まれた言葉
『差別されることは、恥ずかしいことではない。差別することこそ、恥ずべきことだ!』

FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送をしています。
又この番組は翌週の日曜日11月21日日曜日12時から再放送されます。

11月14日の韓国・朝鮮語番組『ヨボセヨ』はゲストが一杯!

ヨボセヨスタジオ風景

2010年11月14日日曜日夜7時から9時までは韓国・朝鮮語番組『ヨボセヨ』本日はCチームの担当。
この前の放送は、ミキサーホギュンが一人で担当しましたが、今夜は左端アン・ソラ、鍵本さん、延相欽さん、李孝彬さん(このお二人は新婚さん)電話ジャック丸尾、と全員そろいました。そして今夜はゲストが大阪から3人もいらっしゃいました。

骨折電波ジャック丸尾

なんと電波ジャック丸尾は、3日前に左足の小指から踵にかけて、骨折。移動の楽なYYスタジオ、そして昇降機のあるユニバーサルデザインな「たかとり」になりましたので、少しは楽ですが、、、、。中々痛々しい。
少しでも障害がでると大変さが身にしみます。

ミキサーホギュン

甘いマスク、ソフトな声のミキサーホギュンには、ヘビーリスナーがついているようですね。

『その街のこども 劇場版』今年の1月17日放送されたNHK震災15年記念ドラマが劇場版として上映開始。

その街のこども NHKでのインタビュー

11月20日から神戸のシネリーブルで、全国に先駆けて上映開始される『その街のこども 劇場版』のインタビューにNHK大阪に行ってきました。その模様を本日の「KOBEながたスクランブル」13時からのゲストコーナーで放送します。

この作品は、阪神・淡路大震災 15年特別企画として2010年(今年)1月17日にNHKで放送されたもので、あまりの反響の大きさにNHKとしては初めて、テレビドラマを劇場版にリメイク。それを全国の劇場で上映されるということになりました。

脚本の渡辺あやさん

脚本は渡辺あやさん。ご自身は甲南女子大学の出身なので、もちろん阪神淡路大震災の激震地は生活圏でしたが、その当時は結婚して夫の赴任地で1995年1月17日を迎えたという経験をお持ちです。

渡辺さんご自身はその場にはいなかったけれど、神戸は自分の生きた街。
また震災当時、家族がその地に居たという事実。

この映画の渡辺さん自身の「いなかった」「しかしその場にいないからこそ受けた心の思い」それが、色濃く出ているように私には感じられました。

監督のNHKディレクター井上剛さん

井上剛さんは、NHKのディレクターとしてこの映画の監督として当たられました。
彼は九州出身で、当時は東京のNHKを職場としていたという経験をお持ちです。
メディア、報道にいるものの感覚としては、「神戸そして関西のメディアにいる人は大変だな」という感覚をもち、しかし自分は東京で日常としてのテレビドラマを撮っていたという事を鮮明に記憶されています。
そして震災からほどなく神戸から転勤したきた同僚の歓迎会で、自分とその同僚の間にある空気感を心に抱き続けてこられました。
そしてNHK大阪に転勤、この「ドラマ作り」がNHK大阪プロデューサの京田さんと脚本の渡辺さんと井上さんのその思いを繋ぎながら始まったのです。

神戸では、2010年11月20日 シネ・リーブル神戸で上映開始。同日シネ・リーブル梅田でも上映が開始され、12月4日 京都シネマ、ほか関西先行ロードショーという通常では考えにくい上映の流れです。

全国展開は、2011年1月15日 東京都写真美術館ホール、池袋シネマ・ロサで始まりそこから、全国ロードショーとなります。
1月17日を過ぎてから『その街のこども』は、神戸の記憶を日本中の人々に伝えて歩くのです。

********NHKサイトから*****
NHK ドラマ 初の全国公開
阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKにて放送されたドラマ「その街のこども」は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)の脚本が大きな話題を呼び、放送後、各方面から感動と絶賛の声が多数寄せられました。その後本作は第36回放送文化基金・テレビドラマ部門本賞を受賞。反響は拡がり続け、『その街のこども 劇場版』として、NHKの制作したドラマとしては初めての劇場公開が決定。放送時にカットしたあらたな映像を加え、再編集バージョンでの上映が実現しました。脚本:渡辺あや・監督:井上剛・音楽:大友良英・テーマ曲:阿部芙蓉美

ハローながた~毎月第2金曜日は消防署の担当 毎回「命を守る」熱血消防士が登場します。

大橋出張所大津暢人さん

2010年11月12日第2金曜日13時からは、毎月消防署の方が登場します。
今回は長田消防署大橋出張所勤務の大津暢人さん。
地域の活発な消防団の取り組みをご紹介いただきました。
☆11月21日日曜日FMわぃわぃのすぐ近くの若鷹公園で行われる「消防訓練」、公園の100トンの地下消火水槽から公園に備えられている消火ポンプを使っての消火活動。ぜひみなさんも見学いただき、自分の住む地域の公園でも訓練をして、こんな素晴らしい設備を活用していただく機会にしてくださいとのことでした。
☆来年5月30日をもって義務になる火災警報装置。この装置があることで火災での死者は1/3に減るというデータが実際にあります。まず自分の命は自分で守る!お近くの電気屋さんでご相談くださいとのことでした。
**消防署から各戸販売に出向くことは絶対にありません!

スタジオ風景

12月4日日曜日朝10時~12時半まで、駒ヶ林小学校にて長田区防災訓練があります。
起振車体験(地震体験)消火訓練、炊き出し訓練、高齢者、障害者、妊婦疑似体験、炊き出し訓練などがあります。
今回は南海大地震を想定して行われ、防潮扉の閉鎖訓練もあります。ぜひお時間をつくってご参加ください。

“謎の吹奏楽団”こと明神ウィンドアンサンブル

    
11月3日(水)「まちはイキイキきらめきタイム」の『水曜日のおすすめ』のコーナーは、“謎の吹奏楽団”こと明神ウィンドアンサンブルの皆さんをお迎えしました。
明神ウィンドアンサンブルは、神戸学院大学吹奏学部のOBが中心に集まって結成し、2年目にして初のウィンターコンサートを開きます。
「演奏会では、昔口ずさんだ曲や思わず映像が浮かんでくる、そんな時間を共に楽しんでいただければと思います。未熟な私たちですが、団員一同、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯演奏させていただきます」とのお話。
おすすめの曲は、このために別アレンジした「キラキラ星」だそうです。

第309回 12月11日(土) 15:00 開演 
明神ウィンドアンサンブル ウィンターコンサート
場所:神戸学院大学 有瀬キャンパス9号館6階 
    メモリアルホール 
入場無料

長田の福祉機器設計の鉄人~正栄技研~河原社長にその真髄を聴く!

正栄技研河原社長

2010年11月6日土曜日「KOBEながたスクランブル」のゲストコーナーでは、腕塚町にある「正栄技研」の木の香るモデルルームで、その熱い思いを河原社長にお聞きしてきました。

正栄技研の会社のミッション

正しく栄えてゆくというというのが会社の理念=それが正栄技研という名前の由来。
大地(地域)に根をはり、色んな人脈とのネットワークの中で、共に育ちあい、学びあい、大きく幹を伸ばし、葉が茂り、たわわな実がなり、花を咲かせる!という地域からの目線で世界に繋がる正栄技研。
この考え方は、FMわぃわぃの理念と全く同じだと感動しました。

地域昇降機チョウタ君

【垂直リフト「チョータくん」】
・ロープ式や、油圧式ではなく、ネジ式駆動なので、落下の心配なし。
・乗られる方の状況に応じたカゴの取り替えが可能。
写真は地域の家具屋さんの制作した木製。木で制作されているとなんとも心が和みます。

昇降機チョウタ君の内部

上記の写真の内部。
収納可能な折りたたみ式の椅子が設置されている。
この椅子は、前面が少し高くなっていて、浅く腰掛けても前に滑り落ちたりしないという工夫がされている。
これは地域の人々、実際にこれらの機器を必要とする人々の生の声を受けて、地域の職人の技を駆使して制作されている。これが正栄技研の地域の中に深く根ざすという理念の真骨頂。

One-Two-Lift

また地域に深く根ざすという狭いところで深く追求する姿勢は、実は世界とも繋がる、、、これを実感したのは、喜多俊之さんとの出会いのお話です。
「SHIOEIGIKENN」というロゴマーク、そして「OneToLift」のデザインは、世界的なインダストリアルデザイナー喜多俊之さんが、「正栄技研」の心意気に賛同されて制作されたそうです。