「番組審議委員会」カテゴリーアーカイブ

2011年度第6回番組審議会報告

2012年1月25日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第6回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員。
欠席委員は、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第6回審議番組は、「ボランティア学生落語」。
2012年1月1日(日) 16:30~17:00放送。
話し手は、関西学院大学甲山落語研究会 
四笑亭可楽利(よんしょうてい からくり)、
櫻鶯亭氷ろ義(おうおうてい こおろぎ)。
進行はFMわぃわぃ 金千秋。
制作は、関西学院大学甲山落語研究会、
関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人研究室
FMわぃわぃ。

この番組は、東日本大震災の被災コミュニティ放送局などにお送りするための娯楽コンテンツとして制作され、当方でも2012年年始特別番組として試みに放送したものである。
お正月の間に、岩手県宮古市の臨時災害エフエム局で放送され、今後他の臨時災害局にもお送りする予定である。
また2月には、学生たち自身がFMわぃわぃのインターン生として宮城県南三陸町を訪問し、仮設住宅などで落語を披露するボランティア活動を行う。
2012年4月から改めて13回シリーズとして放送予定である。

東日本大震災の被災地支援に取組んでいるFMわぃわぃに、被災地の放送局の方から何か娯楽番組のアイディアはないかと打診されたことを発端に、関学メディア情報学科の学生が落語研究会に所属していることから話が進んでいった。
今回の番組は、スタジオでの解説収録と、落語の発表会が行われた会場での落語の収録部分を学生自身が編集したものである。
収録環境が余り良くなく、噺家の声よりも収録スタッフのセキなどの雑音の方が大きな音になっており、収録の際にはもっといろいろと気を遣うべきであるという意見が多かった。
落語そのもののできも、未熟さが否めない。
タイトルに落語とついているが、落語そのものよりも解説の方が長く間伸びた感じがしたという声もあった。
しかし、学生たち自身がボランティアで被災地に笑いを届けたいという趣旨はとても意義があり、やること自体は評価したいという励ましの声をいただいた審議であった。

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2011年度第5回番組審議会報告

2011年11月30日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第5回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、
山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第5回審議番組は、[ステーションキャンペーン 
~コミュニティ放送局の運営から排除される外国人住民」 。
オリジナル放送は、2011年11月6日(日) 21:00~22:00。
11月中の毎日曜日の同じ時間と、毎金曜日の22:30~23:30に再放送をしている。
話し手は、神田裕、日比野純一。
司会進行は、金千秋。

2011年4月、FMわぃわぃは、運営母体を株式会社から特定非営利活動法人に移行するにあたり、在日外国人に差別的な電波法の壁にぶつかってしまった。
日本国籍を有しない者は、コミュニティ放送局であっても、理事になって放送局の運営に参画できないというのが現行法の解釈である。
そこで、法改正を求めていく取り組みを開始し、支援してくださる方のみならず、広く一般の方々にも問題提起していくための活動の一環としてキャンペーン番組を制作した。
この11月放送分がその第1回目で、活動を継続している間の番組制作を予定しており、基本的に1ヶ月間同じ内容を放送する。

番組審議委員を長年務めてくださっている委員の皆さまには、FMわぃわぃ、コミュニティ放送の存在意義や、なぜNPO法人に移行したのかということをご理解いただていると思うが、設立経緯や当初のエピソードなどには、この番組を聴いて初めて知ったこともあるという感想が多かった。
また、法改正への取り組みということで、番組内容も過激なものになるのではと心配なさっていた方もいらっしゃったようだが、代表理事でもある話し手二人の語り口調がとてもソフトで耳に馴染み易く、何を伝えたいのかがよくわかったというのが皆さまの一致した意見であった。
しかし、この内容に音楽を挿入するのは不適当ではないかということや、60分という放送時間が長いという意見もあった。
いずれにしても、今後もずっとコミュニティ放送局FMわぃわぃを応援していきたいという多大なエールをいただいた審議会であった。

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2011年度第3回番組審議会報告

2011年9月14日(水)17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第3回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第3回審議番組は、「CHAO CAC BAN (チャオ カック バン)」 。
2011年9月1日(木)20:00~21:00放送。
パーソナリティは、NGOベトナム in KOBE スタッフの打出まきさんとトゥイさんのお二人。
ディレクター、ミキサーは、FMわぃわぃ、金千秋。

毎週木曜日夜8時から9時放送の、ベトナム語と日本語でお送りする情報と音楽の番組です。
前半30分はトークコーナー。打出さんが日本語、トゥイさんがベトナム語を担当し、今のベトナムの話題などを教えてくれます。
後半はベトナムポップスのコーナー。
構成がしっかりなされており、ポップスも耳馴染みがよく聴きやすいと、委員の皆さんから概ね好評でした。
今年の6月から新たに番組を担当してくださっていますので、これからどんどん番組の経験を積んで、楽しく聴きやすい日本語とベトナム語の掛け合いを期待しています。

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2011年度第2回番組審議会報告

2011年7月27日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、2011年度第2回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第2回審議番組は、「Re:Cラジオ」 。
2011年6月25日(土)16:00~16:30放送、再放送は翌週の木曜日、6月30日(木)13:00~13:30。
パーソナリティはコックミ、ノゥォク、いずみ。
ディレクター、ミキサーは、FMわぃわぃ、國本隆史。

多文化な背景を持つ子どもたちによる表現活動「Re:C」に集う、3人の女子中学生が担当する番組。
昨年度までは、高校生が先頭に立って番組を盛り立てていましたが、彼らが卒業してしまい、自分たちがメインで担当するようになってから3回目の放送でした。
今回の大きなテーマは、東日本大震災後誰もが気になる社会問題になってしまった原子力発電。わからないながらも真剣に考えていこうとする姿勢は好感が持てます。
ただ、それだけではトークが長続きせず、いまどきの中学生らしいくだけた話もあり・・・。
委員の皆さんからは、今時の若者の喋り方について賛否両論でしたが、これから番組を続けていって、少しずつでも自分を語るのが上手くなっていってほしいものです。
まだまだ不慣れなところが多いと思いますが、新たな気持ちで自分たちの今を表現していってくれると期待しています。

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2011年度第1回番組審議会報告

2011年6月29日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、2011年度第1回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、西修委員。
欠席委員は、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

今回は2011年度初回ということで新たに審議委員長選出があり、長田区まちづくり課課長西修さんに就任していただくことになりました。
その後審議を開始。

第1回審議番組は、「裁判員さしすせそ」 。
2011年5月7日(土)21:00~21:30放送、5月28日(土)21:00~21:30、6月4日(土)21:00~21:30再放送。
出演者は、聞き手に川畑惠子さん、柘原由紀さん。
ゲストは弁護士の西村健さん。
ディレクター、ミキサーは金治宏さん。
この番組は、2011年5月から始まった新番組で、番組担当者は、「“裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会」に所属している面々です。川畑さん、柘原さん、金治さんもメンバーです。
「“裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会」とは、社会の諸問題解決の取り組みに市民参加を推し進める大阪ボランティア協会が、2009年の裁判員裁判制度施行に伴い立ち上げたグループで、裁判員候補者経験者、検察審査員経験者、司法NPOメンバーや弁護士等が参加して政策提言等の活動に取組んでいます。
番組制作の趣旨は、市民のみなさんに司法参加の意義を伝え、裁判についての考えを促し、もし、自分が裁判員に選ばれたらどうしたらよいか、また、このできたばかりの制度が今後どうあってほしいかなどを考えていただくことを目指すものです。
今回の放送内容は、第1回目ということもあり、裁判員裁判制度とはどういったものかという説明に重点が置かれていました。
委員のみなさんの感想は、概ね好評で、担当者の技術的なことに関する点や、テーマの取り上げ方など、今後に期待する意見が多かったです。

議事録