「番組審議委員会」カテゴリーアーカイブ

ラジオ局として最後の番組審議委員会のみなさんとの懇親会

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2015年度の番組審議委員のみなさん(一番古くからの委員、高木邦子さんは残念ながら参加いただけませんでした)
それぞれの方々に大きな感謝を込めた感謝状をお送りしました。
◆高木邦子様への感謝の言葉
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◆正岡健二様への感謝の言葉
あなたは2002年から長きにわたりFMわぃわぃの番組審議委員を務めてくださいました。
そしてコミュニティメディアの在り方を教えてくださいました。
ここに深く感謝し今後共のご鞭撻をお願いするところです。
◆為岡務様への感謝の言葉
あなたは番組審議委員としての役割のみならず、スパーボランティアとして局の施設管理において様々な場面でご協力を賜りました。
地域での災害・防災においても、今後の情報発信の場とならんとするFMYYとの連携・ご鞭撻をお願いするところです。
◆山本幸男様への感謝の言葉
あなたは長きにわたりFMわぃわぃの番組審議委員として、ヘビーリスナーとして、はたまた出演者とし、そして地域で聴けるラジオとして熱く支えてくださいました。
ここに深く感謝し今後共地域の気づきの場たらんFMYYへのご支援をお願いするところです。
◆中村忠司様への感謝の言葉
あなたは長きにわたりFMわぃわぃの番組審議委員を務めてくださいました。そして地域の知識の集積の場、学府としての視点から様々な示唆をいただきました。
ここに深く感謝し今後共地域の気づきの場たらんFMYYとの連携をお願いするところです。
◆木辻清子様への感謝の言葉
あなたは長きにわたりFMわぃわぃの番組審議委員を務めてくださいました。
そして地域にある様々な違いについて教えてくださいました。
ここに深く感謝し今後共のご鞭撻をお願いするところです。
◆宮川清様への感謝の言葉
あなたは長きにわたりFMわぃわぃの番組審議委員を務めてくださいました。そして地域、長田市民の鋭い世相感を海外から北海道からもお送りくださいました。
ここに深く感謝し今後共地域の気づきの場たらんFMYYへのご支援をお願いするところです。
◆田中丈之様への感謝の言葉
あなたは震災の遺構である参画協働の証、日本で最初の「割り込み放送」を行う区役所の代表として番組審議委員の任についてくださいました。
地域との繋ぎ役たらんとするネットラジオとも今後とも協働をお願いするところです。
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会場はアスタくにづか5番館の地下1階の洋食&喫茶のポンシェルさん
毎月29日(ニクの日)には200gステーキランチがなんと1000円になります。
電話078-642-2388(朝6時~お昼3時までにご連絡ください)

2015年度第1回番組審議会報告

7月15日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2015年度第1回番組審議委員会を開催いたしました。

今回は今年度初開催。
始めに皆さんに自己紹介をしていただきました。
そして審議委員長選出で、合議の上、田中丈之さんが選ばれました。

その後、審議を開始。
出席委員は、田中丈之委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、
宮川清委員、高木邦子委員、平川愛恵(中村忠司委員代理)
欠席委員は、正岡健二委員、為岡務委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第1回審議番組は、
「ももっちおばちゃんのラジオお昼便!」
(2015年7月8日(水) 13:00~13:15 放送)
担当者:溝江玲子さん(作家、遊絲社代表)
ゲスト: 矢野宏さん
     (「新聞うずみ火」代表、フリージャーナリスト)
ミキサー:金千秋(FMわぃわぃ)
提供:遊絲社

この番組は、溝江さんのオーナー番組で、2014年の開始から数えて
第515回。
FMわぃわぃで放送することに意義を感じてくださり、
奈良県大和郡山市から神戸まで通って来られる方です。
子どもの頃に満州からの引き揚げという体験をされており、
平和、環境保護、子どもの人権などをテーマに、現在の社会情勢を鑑み、毎回の収録時には、問題をわかりやすく解説される多士済々な
ゲストをご紹介してくださいます。

ゲストの矢野さんは、読売新聞時代の上司である、故、黒田清さんが設立した「黒田ジャーナル」を経て、黒田さんのご遺志である“戦争反対”、“人権社会の実現”の思いを受け継ぐべく「うずみ火」を結成。
月刊のミニコミ紙「新聞うずみ火」を発行されています。
今回は、黒田さんの思い出や、ジャーナリズム、日本のマスコミなどをテーマに6回分を収録したうちの第2回目を審議していただきました。

委員の皆さまのご感想は大変良好でした。
特に矢野さんが聴きやすい声で簡潔に内容の濃い話をされているのがさすがだというご感想が多く、話されている事柄についてもっと知りたいという興味を抱かせるものであったとおっしゃる委員もいらっしゃいました。

大手マスコミにはできない、コミュニティラジオでしか伝えられないような内容で、FMわぃわぃの方向性が示されていたとのご感想もいただきました。

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2014年度第8回番組審議会報告

2015年3月25日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、2014年度第8回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、高木邦子委員、平川愛恵さん(中村忠司委員代理)。
欠席委員は、正岡健二委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第8回審議番組は、
「震災20年 “あの日の思い! みんなの思い!”」(25分19秒)
2015年3月7日(土) 「KOBEながたスクランブル」
(12:00~14:00放送)の一部。
担当者:金千秋(FMわぃわぃ)
ゲスト:神戸市立真野(まの)小学校 5年生、全24名

この素材は、小学5年生の社会科授業「情報と社会」の単元について、
地元のラジオ局として協力し、児童全ての声を収録、編集したものです。
FMわぃわぃでは、阪神・淡路大震災を語り継ぐことを目的とした番組を多数放送していますが、自らが話し手になる体験を通して、地域の小学生にも情報発信というラジオの役割や仕組みを理解してもらいたいという趣旨の授業を総合プロデューサーの金が行いました。
長田区真野地区にはベトナム人も多く住んでおり、日本語をスラスラと話せない児童も複数人通っていて、音声収録、編集で少し気を遣った点もあったようです。

審議はとてもよい企画あると概ね好評でした。
音質・音量ともに良好で、子どもたちの話は落ち着いていて気楽に
聴けるスピードだったとのことです。

単に親や家族に聞いて文章にするだけでなく、マイクの前でしゃべるのは小学生にとっては興奮する体験であろうし、子どもらしい感覚を伝えることは子どもたちのためになる番組であるとともに、いろいろな形、様々な人たちで「語り継ぐ」というよい企画であったという
ご感想をいただきました。

実際に体験した自分自身の目線でしか震災を捉えてこなかったので、
全く知らない今時の子どもが語ることの新鮮さと内容、そして、彼らの親たちは震災時にまだ十代の小学生、中学生だったということに
驚いたとおっしゃる委員もいらっしゃいました。

今回で2014年度の番組審議委員会は終了です。
委員の皆様に、
1年間ご協力いただきましたことに謹んで御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2014年度第7回番組審議会報告

2015年2月18日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、2014年度第7回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、正岡健二委員、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、中村忠司委員、高木邦子委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第7回審議番組は、
「KOBEながたスクランブル」 で放送されたインタビュー部分
(7分30秒)
2015年2月14日(土) 12:00~14:00放送のうち、
12:10~12:17。
パーソナリティー・ミキサー・ディレクター:金千秋(FMわぃわぃ)
ゲスト:柴田敦子さん、柴田ひろしさん

この番組は、毎週土曜日放送の昼の情報番組で、いろいろなコーナーで構成されています。
今回のインタビューは京都市からFMわぃわぃを訪ねて来られたご夫妻の声を収録したものです。
2014年12月から開始したFMわぃわぃ放送機材購入寄附キャンペーンについて、とある日の早朝に他のラジオ局の番組で放送されたものをお聴きになりご寄付をくださった女性。
お礼状に同封した「長田キムチマップ」を手に、神戸、長田、FMわぃわぃをぶらりまち歩き。
偶然の出会いで収録することになったインタビューです。

審議は大変好評でした。
楽しい雰囲気で聴きやすく、BGMも明るく、ゲスト、パーソナリティ共に声も軽やかで、特に聞き手が上手かったとおっしゃってくださいました。
フラッと訪ねて来た人に話を聞いたものを素材にするというような
小回りの利く放送局は他にないのではないかと、
FMわぃわぃらしさ、“ラジオの力”を改めて感じることができる
エピソードであるとのご感想もいただきました。

しかし、まだまだ長田区内には難聴エリアも多く、
もっと地元にファンを増やしてほしいとのお声もありました。
どうぞご支援くださいますようお願い申し上げます。

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2014年度第6回番組審議会報告

2015年1月28日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2014年度第6回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、正岡健二委員、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、高木邦子委員、平川愛恵さん(中村忠司委員代理)。
欠席委員は、為岡務委員長。
委員長が欠席のため、司会進行は、増田匡委員が務めてくださいました。
放送従事者側は、平野由美子。

第6回審議番組は、「KOBEながたスクランブル」
2015年1月17日(土) 12:00~14:00放送のうち、
ゲストがご出演された部分、1時間25分28秒
パーソナリティー:田村遊(FMわぃわぃ)
パーソナリティー・ミキサー・ディレクター:金千秋(FMわぃわぃ)
ゲスト:煙山亨さん、煙山あきこさん、くまかずこさん、だるま森+えりこさん、久一千春さん、豊村さん、齋藤由布子さん、鈴木さん

この番組は、毎週土曜日放送の昼の情報番組です。
2015年1月17日は、阪神・淡路大震災からちょうど20年の日でした。
毎年1月17日には追悼行事「1.17KOBEに灯りをinながた」がJR新長田駅前で開催されており、FMわぃわぃもその会場にサテライトスタジオを設置し特別編成の番組を放送しています。

今回は様々なお立場の方たち9人を番組にお招きしました。
福島県から淡路島に移住された方、仙台市在住の方、被災地各地を訪問されている方、主に気仙沼市を支援しているグループの方など、それぞれの方の目線で、3.11以後のご自身についてやいろいろな出会いについて語っていただいています。

審議は概ね好評で、ゲストが多かったが、構成はよかったのではないかとのことでした。いろいろな方たち、神戸、東北で被災した人、サポートした人、神戸で活動している人などの話を聞くことができ、なかなかよかったとご感想をいただきました。

特に、原発事故の目に見えない恐怖、被害について切々と訴えていたのが印象的で、いつどんな形で何が発症するのかがわからないという怖さがよく理解できたとおっしゃる委員もいらっしゃいました。

また、いろいろな声、少数者の意見を発信する場、語り合い考える場としてのFMわぃわぃらしい番組であったと委員の皆様からお言葉を頂戴しました。

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2014年度第5回番組審議会報告

11月26日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2014年度第5回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、高木邦子委員。
欠席委員は、正岡健二委員、中村忠司委員。
放送従事者側は、平野由美子。

第5回審議番組は、「まこちゃんのご近所談義」
2014年11月8日(土) 16:00~16:30放送
パーソナリティ:三谷真さん
ミキサー・ディレクター:金千秋(FMわぃわぃ)

この番組は、毎月第2土曜日放送のトーク番組で、パーソナリティの三谷さんはとある大学の商学部教授です。主に、まちづくりや市民活動をされている方たちをゲストにお招きすることが多いです。
今回は、三谷さんが東日本大震災以降支援活動のために何度も訪れている岩手県釜石市只越商店街について、やはり何度も被災地のたくさんのまちを訪問して、只越地区もご存じのFMわぃわぃ、金さんとおしゃべりしています。

審議は概ね好評で、おふたりのコンビネーションが抜群で聴き易かったとのことでした。特に、金さんのツッコみが明るくて好きですとおっしゃる委員もいらっしゃいました。タイトルどおり「ご近所」のお話という力まない雰囲気が良かったそうです。

三谷さんをよくご存じの委員からは、被災地支援に継続して取り組まれていることの真摯さと、「ちょっとおしゃべりしてんねん」というゆるい話し方に、三谷さんの人となりをうかがい知ることができたとのご感想をいただきました。

しかし、「まこちゃん」を知らないリスナーへの配慮として、もっとパーソナリティ自身や番組趣旨の説明が必要ではないかとのご指摘もありました。

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