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3月12日11:00~12:00「南相馬からの声」***特別番組放送

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3月12日土曜日東日本の震災から6年目を歩み始めた本日!
FMわぃわぃで放送いたします。
昨日11日はマスメディアが取材したたくさんの番組がありましたが、当時者が制作した番組、福島南相馬の声をお聞きください!!
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福島県南相馬市の臨時災害放送局 南相馬ひばりFMです。
この度、私どもでは特別番組「21年の神戸を訪ねて」を制作しました。
阪神・淡路大震災から21年が経った2016年1月17日、南相馬ひばりエフエムのスタッフ4名が神戸を訪ねました。
「21年を迎えた神戸のいまはどうなっているのか」「神戸から学ぶことはできないだろうか…」
東日本大震災から丸5年を迎える南相馬の臨時災害FMスタッフが足を運び、
各地でおこなわれた追悼行事や人々の声を集め、
スタジオでトークしながら1時間にまとめた番組です。

ご興味がありましたら、以下完成品のダウンロードurlとなります。

mp3版 https://dl.dropboxusercontent.com/u/33507089/kobe/21%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%A5%9E%E6%88%B8%E3%82%92%E8%A8%AA%E3%81%AD%E3%81%A6.mp3

wav版 https://dl.dropboxusercontent.com/u/33507089/kobe/21%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%A5%9E%E6%88%B8%E3%82%92%E8%A8%AA%E3%81%AD%E3%81%A6.wav

3月11日だからこそのセミナー「やさしい日本語で伝えてみよう」

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3月11日東日本の震災から5年。情報が行き届かず逃げ遅れた方々がまだまだ多数おられます。
神戸の震災から生まれた減災のための「やさしい日本語」という考え方。このやさしい日本語という考え方は、日本在住の日本語が母語でない人々、あるいはなんらかの障害のある方や、高齢の方、小さな子ども達への情報支援ということで生まれました。
これは日本語で情報を出す人々、行政、教育機関、病院、商店、そしてもちろん自治会の方々などが知っておく必要のある考え方です。つまりは生活全般には日本語の情報があふれていて、日本語話者は意外にそのことに気がついていません。災害時には一番この情報が必須となりますが、その時のために「だれもが安全で安心な日々をすごすために」日常からそれらに触れておく必要があります。
ぜひこの機会にこのセミナーにご参加ください!!実際に体験していただきます。それぞれの情報発信のチラシなどもご持参ください。
開催日:3月11日金曜日 夕方6時半~8時半 ドリンク付き
開催場所:神戸在日コリアン教育文化センター 1階カフェナドゥリ
申し込み:多言語センターFACIL 担当:李
電話:078-736-3040

2016台湾南部地震募金のお願い

2016台湾南部地震募金のお願い
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被災地市民交流会として発信しています。ご協力のほどよろしくお願いします。
たかとりコミュニティセンター代表 神田裕(FMYYの代表理事でもあります。)
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<郵便振替>
名称:鷹取教会 救援基地
番号:1180-3-69377
通信欄:台湾南部地震支援
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2月6日深夜3時57分、台湾高雄市美濃区を震源とするマグニテュード6.4の地震が発生しました。台湾南部一帯に大きな揺れを記録し、 特に台南市では16階のマンションが倒壊したほか、数棟のビルが傾き、41名の死者や多数のけが人がでるなど大きな被害に見舞われました。倒壊した建物には、なお約100人の人たちが閉じ込められているとみられています。(2月9日現在)

1995年阪神・淡路大震災を体験した私たちは、1999年台湾921大震災を契機にして、台湾の被災地と市民レベルの交流を始め、 さらに2004年の中越地震、2009年の台湾88水害、2011年の東日本大震災などを通して活動を広げ、交流を発展させてきました。

その間、台湾の皆さん方からいただいた多くの支援や交流の熱意は忘れることができません。
このたびの台湾の災害に際し、これまでの交誼のしるしとして、 いくばくかの支援と交流の気持ちを伝えたいと考え、これまで被災地交流に関わった組織や個人の呼びかけで募金活動を始めました。

募金の寄贈先は、これまでの台湾の交流先である、新故郷文教基金会董事長・廖嘉展さん、
高雄橋頭芸術村運営長・蒋耀賢さん等と今後協議のうえ決定します。

2月末に集約、3月11日までに手渡すよう進めたいと考えています。日本と台湾の被災地の絆を強めるため、積極的なご協力をお願いします。募金はたかとり救援基地に一旦送ってください。その後、被災地市民交流会で他の団体の分と集約され被災地に送られます。
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呼びかけ団体等:
槌音プロジェクト 臺隆明(大槌)
街づくりまんぼう 社長 西條允敏(石巻)
石巻市文化協会 会長 西條允敏(石巻)
石巻市国際交流協会 会長 久我恵美子(石巻)
ISHINOMAKI2.0 松村豪太(石巻)
松島国際交流協会 櫻井靖(松島)中越防災安全推進機構 稲垣文彦(中越)
たかとりコミュニティセンター 神田裕(神戸)
野田北ふるさとネット 河合節二(神戸)
潮流プロジェクト 宮崎みよし(神戸)
被災地市民交流会 垂水英司(神戸)(2月9日現在)

やさしい日本語ってなに?ラジオ番組開始(全6回)

「やさしい日本語ってなに?」だれもが安心で安全に暮らしていけるまちを創るために!1/6 第1話「やさしい日本語研究会」の京都工藝繊維大学水野義道教授 by Chiaki Kim on Mixcloud

2016年1月17日日曜日JR新長田駅前での阪神・淡路大震災21年目の「1.17KOBEに灯りをinながた」会場から始まった新番組「やさしい日本語ってなに?」全6回シリーズの第1回目です。月~金毎日18時~18時半放送、その後は「ラジオ講座医療通訳」が続きます。
第1回目は「やさしい日本語」その概念が生まれたのは、阪神・淡路大震災での情報伝達の必要性であり、情報がまちに住む「誰もが等しく受け取れるようにすること」が、命を守るために必須!であるということ。そのためのツールとして創られたという事。そして日常からその地域で通用する言語が、誰もが理解できるものとは限らないということを語っていただきました。このお話はFMわぃわぃが生まれた神髄のところであり、ぜひお聞きいただき、「だれもが等しくもつ権利」としての情報受信について深く共感の輪を広げていきたいと願っています!!
**「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。これは、地震などの災害が起ったときに役立つことばです。
1995年の阪神淡路大震災の時、地域で共に暮らす外国人の使う言語の数は、すでに予想をはるかに上回る数になっていました。
しかしながらこのようにたくさんの違うことばを使う人々がまちに溢れていながら、災害の時、日本語以外のことばで情報発信するという意識はまだまだ薄く、その整備はできていませんでした。
(財)都市防災研究所(1995)『阪神淡路大震災における在日外国人被状況調査』によると、日本人と外国人それぞれ100人あたりの負傷者の数は、外国人の方が3倍以上の高い割合で被災していることがデータとしてはっきり出ています。
必要な情報を受け取ることができない人がいる、そのようなことを少しでも少なくすること、それは、誰でもが住みやすい社会を創るための人間として重要な考え方です。
この考え方に賛同した人々が寄り集まり、災害発生時の多様な状況の人々に、より適切な行動をとれるよう考え出されたのが「やさしい日本語」なのです。