「街ブラ〜人と街とくらしを探る〜」カテゴリーアーカイブ

第27回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回のゲストは、神戸みらい学習室 代表 佐々木宏昌さんです。
経済的事情などで塾に通えない中学生を対象に、無料の学習支援を行っていらっしゃいます。

第27回街ブラの配信風景

2017年8月に、学園都市ユニティ(大学共同利用施設)にて開校。
2018年8月には、本山ハートランドハイム一階でも開校。
現在の生徒数は、学園都市 30名、本山 10名 だそうです。

講師の方々は、灘高の学生さんから82歳の教育経験者の方まで登録されていて、生徒に合った講師を見極めながら、学習支援されています。

また、『夢ゼミ』という大学生のプレゼンの機会があり、大学生の講師から留学などの大学生活や勉強する意義、子どもたちの将来の夢を提案されています。

佐々木さんは神戸市職員として、福祉や子育て支援に携わった経験から、未来を担う子どもたちのために、職務の外でも地域の課題解決に取り組みたいと、この神戸みらい学習室を立ち上げられました。
今は二校ですが、今後もっと拡大していきたいと、熱く語ってくださいました。

高校受験を控えた中学三年生の一番大切な時期に、塾に通えない子どもたちに地域の大人たちが寄り添い、励ましてくれることは、子どもたちにとってとても心強く感じられることでしょう。

このプロジェクトのコンセプトは、【すべての子どもたちに等しく教育の機会を!】
ずっとずっと続いてほしい、神戸みらい学習室です。

これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

オープニング曲は『171』、エンディング曲は『Touch the rainbow』
演奏は Bloom Works です。

番組はワンクリックで聞けます

この番組を聞きたい方はこちらからどうぞ

番組はYouTubeでも聞くことができます

https://youtu.be/P9aSkWyFLB8

番組はPodcastでも聞くことができます

iPhone、iPad、パソコンの方はこちらから。(iPhone、iPadの方はポッドキャスト、パソコンの方はiTunesが必要です)

Androidの方はこちらから。(Googleポッドキャストが必要です)

第26回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回のゲストは、117KOBEぼうさい委員会 副委員長であり、神戸学院大学 社会防災学科三回生でいらっしゃいます 王 国屹さんです。
神戸市立神港高校在学中から防災活動をされ、大学でも防災の研究をされています。
第26回街ブラの収録風景
117KOBEぼうさい委員会は、阪神淡路大震災から20年という節目に、神戸新聞社が各大学と連携した「ぼうさい」団体で、現在は17大学 50名のメンバーで活動されています。
阪神淡路大震災を知らない世代から知らない世代へ、防災ワークショップや防災出前授業などの活動を通して、防災の知識を伝えています。
若い学生さんだからこそできること。
それは、子どもたちと同じ目線で、防災について一緒に学習しようと伝え、子どもたちに興味を持ってもらえること。
その効果は、どんどん広がっています。
王さんは、特に豪雨災害を研究されており、「地震と違って、天気予報や河川の状況などは事前に察知できるので、避難行動を確認して、しっかり自分の命を守ってほしい!」と熱く語ってくださいました。
学生の皆さんが、こんなに真剣に防災活動に取り組んでいらっしゃることを、もっともっと広く知っていただきたいと感じました。
これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

オープニング曲は『171』、エンディング曲は『Touch the rainbow』
演奏は Bloom Works です。

番組はワンクリックで聞けます

この番組を聞きたい方はこちらからどうぞ

番組はPodcastでも聞くことができます

iPhone、iPad、パソコンの方はこちらから。(iPhone、iPadの方はポッドキャスト、パソコンの方はiTunesが必要です)

Androidの方はこちらから。(Googleポッドキャストが必要です)

第25回 街ブラ~人と街とくらしを探る

5月25日土曜日、アーバンビレッジ六甲山荘にて行われましたイベント「音楽と陶芸と珈琲と」で、防災活動をしていた高校生たちに出会いました。

彼らは、神戸市立神港橘高校「DiReSt67」の皆さんです。「DiReSt67」の活動三本柱は、販売募金・防災エプロンシアター・防災ワークショップです。

今回のイベントで活動されていた高校生9名全員にインタビューさせていただきました。また、防災ワークショップのキャンドル作りが人気で、参加されたお客様にも感想をお聞きしました。

小さな子どもさん達は、エプロンシアターに興味深々。キャラクターでんさい君の着ぐるみも、子どもたちに大人気でした。

東日本大震災を機に、全校生徒からの言葉を集めて、堀江俊志先生が作曲された防災ソング『あの日それから』。九年前から毎年ひとつずつ商品を作成して販売、売り上げを被災地へ。その送り先は、国内のみならず海外にも及んでいます。

2016年4月の熊本地震で被害を受けた熊本市動植物園が2018年12月に全面開園を果たし、「DiReSt67」は今年2月に動植物園で二日間、キャンドル作りワークショップを行なったそうです。

ほぼ毎週のように活動している高校生の皆さんのチームワークと、影から温かく見守られている堀江先生。

これからも、神港橘高校「DiReSt67」から目が離せません。
未来へ繋がっていく「DiReSt67」の防災活動です!

これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

オープニング曲は『171』、エンディング曲は『Touch the rainbow』
演奏は Bloom Works です。

第24回 街ブラ~人と街とくらしを探る

令和になり、街ブラのオープニングを模様替えしました。
オープニング曲は、BloomWorks『171』です。

今回は、4/15にグランドオープンしたばかり、エンターテイメントビル LOO+(ループラス)をご紹介します。
このビルのオーナーは、昨年、神戸長田文化奨励賞を受賞された金子優さんです。
名倉みふね幼稚園でダンススクール講師をされており、今や日本を代表するダンサーです。

このLOO+は、一階がカフェ・カフェバー、二階はスタジオで、ロックダンス・ヨガ・ヒップホップ・ビートボックス・社交ダンス・ブレイクダンス・ジャズダンスのレッスンを学べます。

4/13・14日には、オープニングパーティーが開かれ、大勢の人がお祝いに来られている中、金子優さんにインタビューしました。
また、パーティーに参加されていたお客様や、二階のスタジオで指導されているお二人の講師の方々にもお話をうかがいました。

再度お話を伺いたく、後日改めてLOO+を訪れました。
場所は、高速長田駅から北へ徒歩五分ほど、長田神社の少し南側の川沿いで、とても素敵な場所です。
金子優さんは、その素敵な場所で大きな音を出さないようにと、防音壁を工事する業者探しに苦労されたそうです。
それ以外は、お友達の協力を得て、全てDIYされたんですよ!すごい!

金子優さんが大好きな長田で、運も人も引き寄せる彼女の人柄が、人と街を繋いでいくこだわりの空間 LOO+!
きっと、神戸長田の新名所になることでしょう。

これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

オープニング曲は『171』、エンディング曲は『Touch the rainbow』
演奏は Bloom Works です。

第23回 街ブラ~人と街とくらしを探る

平成最後の街ブラは、ゲストをお迎えしてお送りします。
NPO法人COREnnection(コアネクション)理事代表の山口伊織さんは、若年性認知症の方の居場所と働く場所創りをされている方です。

若年性認知症とは、18歳から64歳に発症した認知症の総称です。
発症は40代から60代の男性に多く、まだまだ働き盛りの方が多いのですが、既存の高齢者を対象としたデイサービスや施設などでは、居場所を見つけることが難しいのが現状だそうです。

COREnnectionは、長田区の小さな靴工場の一角で、レザー製品やペーパークラフトの製作を通して、精神的な安定と生きがいを見い出すお手伝いを、月2回(第2・4木曜日)実施されています。
レザーライン製作は、長田区の製靴メーカーなどの協力を得て、病院やカフェで販売したり、展示会や出張販売もされています。

この活動は、山口さんご自身を含めスタッフ全員がボランティアであるため、またそれぞれ本業もあるため、販売活動になかなか手が回らないことが悩みだそうです。

今後は、これからも若年性認知症の方の支援を中心に進めながら、違った形で社会と関わりたい方が参加できるような活動も増やしたいとのことです。
例えば、育児中・介護中・リタイアされた方々など、社会と新たにコネクションを創りたい方々に場所を提供するなど。

コアネクションの製品にご興味がございましたら、http://corennection.com/index.html まで、是非お問い合わせください!

これからも、「街ブラ~人と街とくらしを探る」は、輝く人・街を応援します!

エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、演奏は Bloom Works でした。

第22回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回の街ブラは、神戸市北区ひよどり台にあるマナ助産院で助産師をされている、渡邊和枝さんをゲストにお迎えしました。
一般社団法人「小さないのちのドア」の理事でもいらっしゃいます。

「小さないのちのドア」は、思いがけない妊娠や、育てられないと悩んでいる女性のための相談窓口です。
24時間無料で、電話、メールやLINEでの相談、来所での相談を受けつけています。

この活動のきっかけは、熊本の赤ちゃんポストを関西にという動きと、中絶や虐待などで失われていく命を救いたいという思いから始まりました。
昨年2018年9月に始まり、今年の2月末で約500件もの問合せがあったそうです。

この活動は寄付で成り立っているため、資金集めが必要になります。
行き場のない女性たちが安心して身を寄せる場所を確保するために、マタニティホーム・マナを建設したいとお話しくださいました。

また、渡邊さんは、「いのち語り隊」として、幼稚園・小中高校・大学や、ハンディのある方にも、命の大切さを伝える活動もされています。

渡邊さんの話によれば、日本では毎年多くの中絶が行われており、10代20代の女性も半数を占めているようです。
小さな命は勿論のこと、お母さんの心と体を大切にするために、相談できる場所があることを是非知っていただきたいと思いました。

小さないのちのドア、専用電話番号
078-743-2403

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します!

エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、演奏は Bloom Works でした。