アメリカ大統領選挙の勝敗に大きな影響を及ぼしたといわれるフェイクニュース。今回は、インターネットに拡散するフェイクニュースについて考えます。
8月26日の第15回目の「いまどきのメディアリテラシー」
本日も語り手は。関西学院大学総合政策学部メディア情報学科教授山中速人さん。聞き手はFMわぃわぃ金千秋です。
■インターネット時代の言葉「FAKENEWS」
「fakenews」つまり虚構の情報、これは、ハードウエアー・プラットフォーム・プロバイダーという3つのカテゴリーがらなるインターネット世界から出て来た言葉です。
今までのメディア、つまりニュース・情報を届けるメディアが規範として持っていた、調査し精査して報道するという形態から、何処かの誰かの言った言葉が、一人歩きして大きな流れを作り出す、今やインターネットというアルゴリズムが織りなす世界で、集団における極化現象が起こり、ある一定方向に向けた攻撃の手法となっています。
その現象を深く静かに読み解いていきます。