「FMわぃわぃ番組情報」カテゴリーアーカイブ

毎月第2金曜日「まちはイキイキきらめきタイム」のハロー長田13時からは長田消防のご出演です。

2014年7月11日放送(ハロー長田)

まちはイキイキきらめきタイム、第2金曜日のハロー長田は、長田消防署のご担当。7月11日は長田消防署 消防第1係 谷澤大輔さん。

谷澤さんは昨年4月に長田消防署に配属されたが、それまでは中央消防署、兵庫消防署に勤務されていた。勤務経験から3か所の消防署の違いについて伺った。中央消防署は神戸市で一番の繁華街であることから、救急、消防共に出動件数が多く、酔っ払いに対応することが多い。救急事案であっても、現場には救急と消防の両方が出向き、救急隊員に暴力を振るうこともあるので制止したりすることがある。兵庫消防署の場合、湊川公園の北側で東山商店街に隣接しているという場所柄、ため、市民がフレンドリーに消防署の中に入ってくる。受付勤務の時に、関係ない人が、ただ話をしにくることがあるが楽しかった。

 夏本番に向けて、川、海などで遊ぶ時の注意事項を伺った。急な川の増水により15分程度で流されたといった痛ましい事故が発生している。出発前に天気予報を確認し、雷が鳴っているのに出かけたり、子どもだけで出かけたりして事故に繋がらないように、また川の上流の天候が悪くなっている時には速やかに避難するようにしてほしい。ライフジャケットを用意しておくなど(子ども用のライフジャケットもある)、急な集中豪雨などに対応出来るような準備が大事です。新湊川の長田神社より上流側には、水位を表示する量水標が橋毎についているので気をつけてしてほしい。花火やバーベキューなどで火を使う機会が増えるので、使用後の後始末は確実の行うようにしてください。

 消防署が地域の皆さんと日常的に交流し、市民から親しまれる消防署を目指して頑張っておられるお話を伺い、うれしく思いました。

毎月第2金曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の時間は、12時30分からは「技術のつくだ煮」今回は「おくすりこくり」の岸本豊彦さんです。

技術のつくだ煮:さくら工房3124 岸本さん

2014年7月11日、第2金曜日のまちはイキイキきらめきタイム「技術のつくだ煮」のゲストは、さくら工房3124の岸本さんです。

岸本さんは、片手でらくらく「おくすりこくり」を発明されました。15年ほど前に父親の介護をしていた母親が、父親が薬を飲む時に薬や水をこぼしたり、苦みを感じたりするので何かいい方法がないかと相談された事がきっかけです。

コップに水と薬を一緒に入れて飲む方法を考え、試作しました。最初の試作品は、プラスチックのコップに、錠剤を入れるポケット部分を取り付け、コップを傾けても水がコップ全体から出ないよう仕切り板を接着剤で固定させました。ポケット部の底にあけた穴からのみ水が通るようにしました(コップとポケット部が1体構造)。

試作品の問題点は、1体式のためコップの底の汚れをとるのが難しい構造であり、汚れると新たに作り直しが必要な事でした。その後、5年ほど前に母親がコップを必要になったのをきっかけに、汚れ防止のため洗浄可能なコップの開発を目指しました。コップと錠剤を入れるポケット部を分離することにしたが、ポケット部がコップにピタッとはまる材料探しに苦労しました。たまたま大きさの違う二つのコップのうち、大きいほうのコップの底の部分をポケット部に使うとよい事に気付きました。ポケット部は弁当についているソースの入れ物の下部を切り取り、底に穴をあけたものを利用しています。

試作品は配布した病院や近所の人に喜ばれたので、手作りではなく金型を作り製作することにしました。ネットで金型を試作してくれる会社を探し、ポケット部の金型を作りプラスチックで1000個作りました。製作のため1年分の小遣いを注ぎ込まれたそうです。出来た製品は必要とする方に配布しました。

福祉機器の展示会でPRしていた時に、長田区の明興産業の会長の目にとまり、存在理由のある商品は必ず受け入れられると言って商品化されることになりました。商品化に際しては当初錠剤服用コップと言っていたが、東北芸術工科大学の学生さんの支援を受けて「おくすりこくり」と命名されました。

もの作りにはずぶの素人の岸本さんが、個人で金型まで作っていい物をつくり、その甲斐があって商品化まで到達された長年の努力に敬意を表したいと思います。手の不自由な方、お年寄り、子どもさんにやさしいおくすりこくりの普及を祈念したいと思います。

「関西学院大学総合政策学部山中速人研究室」夏の特番「ヘイトスピーチを繰り返す人々の意識と行動~樋口直人さんをむかえて

徳島大学樋口直人さん

2014年7月15日火曜日13時からの関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の夏の特番は、春に引き続き今回は徳島大学の樋口直人さんにおいでいただき、「ヘイトスピーチを繰り返す人々の意識と行動」と題して5週にわたってお送りします。
春の特番では、ヘイトスピーチを行う人々が、信奉する有識者、また政治家の中にある歴史認識ということを、能川さんに読み解いていただきました。
夏はこれらの行動の本体となる組織「在日特権を許さない市民の会=在特会」の中心にある人々を取材・インタビューしその中心となる人々の意識、そして行動を長く研究、解析されているご著書も多い徳島大学の樋口直人さんにお聞きします。

関西学院大学山中速人さん

聞き手は関西学院大学メディアの授業を担当されている山中速人さん

関西学院大学吉野太郎さん、神戸コリアン教育文化センター金信鏞さん

そして同じく関西学院大学物理を担当され、また長くご自身のライフワークとされている差別問題撤廃の活動をされている吉野太郎さんと神戸コリアン教育文化センターの金信鏞さんんにもそれぞれの立場、経験からその見解をお話いただきます。

まちイキ 2014年6月12日、26日 合併号

短歌フォーラム

担当:あっちゃんこと乾あつこ、心美人こと朴明子
12日
<OPトーク>
韓国では、Eメールなどの影響で、郵便物が少なくなったことにより、3ヵ月以上使われないポストは撤去している。その数昨年は648と。
<今日掛けた曲>
「青い影」プロコルハルム
「英雄」谷村新司
「キョンサンドアリラン」チャンギセン
「ピ 雨」キムセファン
<あつこの大阪ぐるぐる>
「娘の婚活」女性の場合、いかにもしっかりして見える写真は、敬遠されがちーだって。
<情報・お知らせ>
・映画
①「標的の村」日本人は本当に沖縄を知っているだろうか。 西宮勤労会館。
②「チスル」チェジュ島4.3事件。元町映画館6月14日~7月4日(問)078-366-2636
・メディアを考える市民のつどい「NHKの籾井会長、百田・長谷川委員の罷免を求める」
・ 「在日コリアンの戦後史」出版記念講演会。 ホテルサーブ神戸アスタ「会議室」
・ 朴明子の一人芝居「やなぎごおりの秘密」6月28日 午後4時~ 
生田文化会館1F会議室。無料。 (問) 090-6986-7403

短歌フォーラム

(写真は懇親会で、小野市議会議員高坂純子さん(左)と)
<ウリエホジュモニ うちらのポケット>
「小野市短歌フォーラム」に行ってきました。
~お雑煮もトックも並ぶ祝い膳日本に生きるコリアンなれば~
                            朴明子
1400首余りの中から5首が入賞、15首が入選。その15首の一人に選ばれたのでここに、ご報告いたします。(^_^;)
 26日
今日掛けた曲
「オドルトギ」済州島民謡 ムン・チュンイル
「モッキンバードヒル」パティぺージ
「へんぼっ 幸福」ヤンヒウン
「コクロコンヌンダ 」アーバンザカパ(ミンジュさんのリクエスト)
<情報お知らせ>
・市民社会フォーラム通信より
① 検証―オリンピック~華やかな舞台の裏で~6月27日 18:30~
② これからの護憲、脱原発、反レイシズムを考える
6月29日 14:30~
①②いずれも元町映画館2階 (問)市民社会フォーラム
・ 原発ゼロ社会への道 6月28日 13:30~ 
あすてっぷKOBE(問)090-3652-8652
・男性合唱団なにわ演奏会 7月1日午後1時 県立芸術文化センター
(問)072-834-5383
・取材映像で見るシリアの人々は今 アジアプレス記者 玉本英子
 7月5日 13:30~(問)078-231-6201

ゲストのチョン・ミンジュさんと

<ウリエホジュモニ うちらのポケット>
ゲスト:韓国人留学生 鄭ミンジュさん
インドネシアに6年住んでいた。韓国人学校がある。学校でアナウンサーをしていた。
日本は住みやすく暮らすのにはとても便利だが、その必要があるのかと思うほどのことも。
韓国と似ているようで違う。日々が勉強。
来年卒業だが、卒論は在日の高齢者の福祉問題をテーマにしたい。
いずれは地域に貢献できるソーシャルビジネスを自分で立ち上げたい。それは必ずしも日本でではないかも。
ミョンジャの感想
ミンジュさんは日本語が達者だ。若いのにしっかり自分というものを持っている。
高齢者のことは私に聞いてね。(●^o^●)
                        朴明子記

毎週木曜日13時からは関西学院大学総合政策学部メディア工房からの実況生中継

関学メディア工房

現在毎週木曜日13時からは、関西学院大学総合政策学部山中速人研究室のメディア工房からのUST配信。動画と音声による実況生中継を行っています。
番組のタイトルは「地域を支える市民の力」8つのグループが、地域社会を支える市民の力がいかに重要か、どのような目的と主旨を持って活動しているのかを取材しリポートします。
今回のグループは「実吉威さんに聞くNPOを強くする方程式」です。
再放送は毎週の火曜日13時から。こちらは音声のみです。

2014年6月13日放送(ハロー長田)

長田消防署福井さん

2014年6月13日放送(ハロー長田)
まちはイキイキきらめきタイム、第2金曜日のハロー長田は、長田消防署のご担当。6月13日は長田消防署 消防第3係 福井宣彦さん。

福井さんは消防学校で教育訓練を受けた後、2012年10月より長田消防署に配属になった。消防学校の訓練では、失敗した時にグループ全員が罰を受けるため、そのお陰で協調性が身についたことが印象深く残っているそうです。

長田消防署では、火事が発生すると直ちに現場で消火活動するのがメインの仕事です。経験した火災の原因で記憶に残っているのは、配線を傷つけていたことによりショートしたことで電気火災が発生した事です。鎮火後の火災原因の究明は、どこが一番燃えているかを見て、その場所を詳細に調べて出火場所を特定しています。原因究明は消火を担当した者が行うことになっています。

台風・大雨・梅雨時期に気をつける事について、
・家の外の備えとしては、風が強い場合は窓が割れないように板を打ちつける、排水溝を掃除する、屋外からの飛来物による被害減少のためカーテンをするなどの対策をしてほしい。
・集中豪雨の予報は難しいので情報を小まめにチェックする事が大事です。避難経路の確認を前もって行っておく事、地下街では状況が全く分からないので、大雨予報が出ている場合は外出を控える事、道路の低くなった所は浸水すると危険である事を認識しておくことが大事です。
 大雨対策として消防署は土嚢を準備しているので、市民からの通報など緊急時は必要な場所に直ちに届けられるようにしています。
・梅雨時期は体調を崩しやすいので、体の抵抗力を落とさないよう体調管理に気をつけましょう。

近年、ゲリラ豪雨など想定外の気候変動で大きな災害が発生しています。日頃から過去の経験にとらわれず、いざという時に対応できるよう、物心両面の準備が必要である事を再認識しました。