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3月の「大震災を語り継ぐ」に神戸山手大学の小林郁雄教授をお迎えして震災2年を迎える東日本について大槌を中心に話していただきました。

小林郁雄さん

3月の「大震災を語り継ぐ」のご出演は、神戸山手大学の小林郁雄さん

西條さんと小林さん

特に岩手県大槌町での神戸大学の学生と大槌の高校生の取り組み「復興まちづくりスゴロク」神戸・台湾・大槌の合作「希望の樹」については、ぜひお聞きくださいませ。

希望の樹

2013年2月の「大震災を語り継ぐ」は、関西学院大学教授、災害復興制度研究所所長の室崎益輝さん

室崎益輝さん

2013年2月の「大震災を語り継ぐ」のご出演は、室崎益輝さんです。
この番組は毎週日曜日夕方5時から30分お届けしています。
また今まで様々の方々にご出演いただいた、番組音源はFMわぃわぃのWEBにアップされています。
そしてそこからのいくつかの番組は、英語と韓国語のテキストファイルとしてご覧になることができます。
http://www.tcc117.org/fmyy/daishinsai-15/
http://www.tcc117.org/fmyy/daishinsai-15-02/

室崎益輝さん

今回は2013年1月の17日に寄せて、神戸新聞に寄稿された「針路21・・・復興の教訓」の内容などもお話いただきました。
****一部抜粋***
阪神・淡路大震災から18年を迎える。この節目にあたって、その教訓を改めて再確認する必要を感じている。というのも、南海トラフ沖地震および内陸直下型地震が、いつ起きても不思議ではない状況に、私たちがいるからである。
私は、阪神・淡路大震災の最も大切な教訓を、「油断大敵」と「用意周到」という二つのキーワードで捉えている。「油断大敵」というのは、巨大地震など来ないという主観的な思い込みを排し、起こりうる最悪の事態に備えておかなければならない、ということである。「用意周到」というのは、地震が起きてからの対応には限界があり、耐震補強や防災教育などの事前の備えを疎かにしてはならない、ということである。

2012年9月の「大震災を語り継ぐ」、神戸を拠点に置く通信販売フェリシモが行う社会貢献の形

フェリシモ吉川公二さん

9月の毎週日曜日夕方の5時から5時30分までの「大震災を語り継ぐ」には、神戸を拠点にして全国展開を行っている通信販売の大手フェリシモの広報部長吉川公二さんにおいでいただきました。フェリシモは、本拠を1995年の2月に神戸朝日ビルへ移転することが決まっていた矢先の震災だったそうです。いろいろな反対の声をあったそうですが、1995年9月には本社を神戸に移されました。
全国にいらっしゃる顧客のみなさまから「神戸になんらかの支援をしたい」というお声を受けて、毎月¥100義捐金が始まったそうです。
なんとその額は6年で4億円にも達し、神戸の復興のいろんな場面で役立てられました。(FMわぃわぃのサテライト用の機材もその助成金で手に入れ、そのときから今も尚復興のまちの声を届けています)

フェリシモとうほく帖

2011年3月11日金曜日の東日本大震災が起こった翌日から、全国すべての市にいらっしゃるお客様の安否確認と共に、神戸の企業として再び支援を開始することに決めたそうです。阪神淡路での様々な支援団体とのネットワークと、会社の物流のプロとしての力を生かし1年間は様々な物資の提供をされてきました。
そして2012年春からは「とうほく帖」という東日本ならではの地域のお宝とフェリシモのセンスを生かした「もっと、ずっと、きっと 東北」のプロジェクトとして「とうほく帖」を配布。通信販売としての息の長い活動も開始されました。

フェリシモとうほく帖

6月からは「とうほくIPPO」という助成金制度も立ち上げ、会社としての運営を社会貢献の流れとない交ぜにした、無理のない、息の長い「もっと、ずっと、きっと」の精神でいろんな企画を立ち上げていらっしゃいます。

8月の「大震災を語り継ぐ」は、95年当時長田消防にいらした鍵本さん、今年4月から再び長田消防署長として赴任です。

鍵本敦長田消防所長

2012年8月の「大震災を語り継ぐ」は、1995年の震災当時長田消防署で隊長だった鍵本敦さんにご出演いただきます。

西條さんと鍵本署長

2012年4月からは長田消防署の署長として再び長田に戻ってこられ、当時の現場の生々しいお話と神戸の震災以後、そこでの経験が日本中の災害現場でいかに、役立っているのか、そして東日本の震災をどのように考えていらっしゃるのかをお聞きしています。
この番組は毎週日曜日夕方5時からの30分間おなじ番組を放送します。またFMわぃわぃのトップページの左のバナーの「大震災を語り継ぐ」のサイトではポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

7月の大震災を語り継ぐ~被災地の人々を記録するドキュメンタリー映画監督青池憲司さんの目線

青池憲司監督

2012年7月1日からの「大震災を語り継ぐ」は、ドキュメンタリー映画監督の青池憲司さんにご出演いただきました。阪神淡路大震災後、鷹取地域の野田北部で、地域の人々にこだわり、一人ひとりの声に耳をすました~記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』~を制作されました。この映像の中には、震災後を生きる人々の生の声、生の姿が記録されています。この記録は映像の対象者となった被災当事者にとっても、そして悲しいことではありますが、次の被災地の人々にとっても、大きな力になるものとなっています。

『3月11日を生きて~石巻・門脇小・人びと・ことば~』

東日本の被災地でも青池監督は以前から親交のあった仙台の教育委員会の人々とのつながりから、石巻市の門脇小学校のドキュメンタリー映画(97分)東日本大震災を記憶する証言集・学校篇『3月11日を生きて~石巻・門脇小・人びと・ことば~』を完成されました。これは2011年6月から2012年4月まで、石巻に滞在し、石巻市立門脇小学校と地域の日日を撮影した中から生まれたものです。この作品が生まれた経緯などもお話いただきました。
この番組は毎週日曜日夕方5時からの30分間おなじ番組を放送します。またFMわぃわぃのトップページの左のバナーの「大震災を語り継ぐ」のサイトではポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

神戸市のまちづくり条例制定に参加して、神戸の震災、そしてそこから始まった被災地ネットワーク

大震災を語りつく5月の放送風景

2012年5月の「大震災を語り継ぐ」、ご出演は95年阪神淡路大震災当時、神戸市の住宅局局長だった垂水英司さん。

垂水さん

神戸での経験を踏まえ、1998年の台湾での震災支援、また東日本と台湾との橋渡しなど、被災地市民ネットワーク(被災という経験が結ぶ人と人とのつながり)を語ります。
この番組は、月替わりで毎週日曜日夕方5時~5時半まで毎週放送します。またポッドキャストとしていつでもお聞きになることができます。