デザイナーの畑中博さんをゲストに(4/29放送)

畑中博さん4月29日はゲストに工業デザイナーの畑中博さん(写真左)をお迎えしました。畑中さんは、共働作業所くららべーかりーのマスコットキャラクターや一七市(いちなないち)のポスターのデザインを手掛けています。

ギターのチューニングをする音叉やスペーカーなどの数々の工業品をデザインをしてきた畑中さんは、くららべーかりーの石倉泰三さんと出会い、協力をすることになりました。「お金をもらってクライアントのオーデーに応えてする仕事ではなく、好きなイメージで楽しくデザインができます」と声が弾みます。
視覚に障がいのある番組パーソナリティーの蔀さんからの「目の見えない人には、どんなデザインをするんですか?」という問いに、「紙粘土などを使った立体デザインですね」とアイデアを膨らませてくれました。

また色は決めつけるものではないとも。「空は青い、と大人は言ってしまいがちですが、空にもいろいろな色があります。見えなくて、その人が描きたい色で表現することが大切なんです」。そして、子ども達から学ぶことがたくさんあると語って頂きました。

髭を蓄え、穏やかな声の語り口の畑中さん。ありがとうございました。畑中さんがデザインしたキャラクターが描かれたくららべーかりーのパンを運ぶ車が、今日も長田のまちを走っています。

小規模作業所「飛行船」のフェルト商品をプレゼント

小規模作業所「飛行船」の皆さん毎週火曜日14時-15時放送の番組「ふれてあれこれアイ・トゥ・アイズ」よりリスナープレゼントです。
4月15日にゲスト出演をして頂いた神戸市灘区の小規模作業所「飛行船」(電話:078-802-2812)の皆さんが作ったフェルト商品6点(写真)を抽選で5名の方にプレゼントします。飛行船のフェルト商品
商品は、リース2点、髪留め1点、携帯電話ストラップ1点、ブローチ2点です。ご希望の方は、ご希望の商品名とお名前、住所、電話番号を明記の上、5月20日までにFAXまたはE-MailでFMわぃわぃ作業所商品プレゼント係にお申し込みください。発表は商品の発送を持って代えさせていただきます。

FAX番号:078-737-3187
E-mail:yy778[アット]tcc117.org (FMYYのTOPページから送れます)

視覚障がい者だって色を楽しむんです(4/22放送から)

視覚障がい者って、汚れの目立たない色の服とかを選びがちなんですよ。でもやっぱり自分の好きな色が着たいし、どんな色着たらいいのかカラーアナリストの先生に聞きたねって話になったんです。“視覚障がい者の方に色は必要なんですか?”って公言した驚き!の有名人もいましたけど、来てくださった先生は顔や目の色を見て、あなたは春色やねとか、秋色やねって言ってくださって、とても楽しい一日を過ごしました。
私達にもいろんな色を着て楽しむ権利はあると思うんです。やっぱり自分の好きな服を着て、好きな所に行って、楽しいことしてるとね、気分がうきうきしてくるし生活にすごく張りがでてきて、ほんと活力が沸いてくるんですよね!

ユニバーサル力全開! 4月22日から番組リニューアル

障がい者の通所施設である作業所のメンバー(利用者、スタッフ)や、自立して生活する障がい者が主体となって、神戸市長田区のコミュニティ放送局「FMわぃわぃ」で障がい者の視点から「まちづくり」を考えていくラジオ番組「ふれてあれこれ アイtoアイズ」(毎週火曜日14時-15時)が4月22日から番組をリニューアルし、ユニバーサルパワーをアップして放送していきます。

また、携帯電話に対応したこのブログで番組の告知、番組内容の文字発信(聴覚障がい者に対応)、番組のオンデマンド音声配信(ポッドキャスティング)を行い、より多くの人たちに障がい者の声を届け、障がいのある人たちが地域の中でイキイキと生活できる社会づくりをめざします。

さらに、作業所で障がい者が作っている製品の認知度を上げて、運営の厳しい作業所を経済的に支援していくことにつなげていきます。

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