ながたの寅さん・石倉さんと甥っ子の歩くんをお迎えして(12月18日放送より)


1月25日の「より子のちょっと聞かせてもらいます」には、ながたの寅さん!石倉泰三さん(くららベーカリー)とその甥っ子・石倉歩さんをゲストにお迎えしました。

歩くんは前回、サンタ団の一員として登場してくれました。24日のサンタ活動を終えて、どうだったのでしょうか??
「出発するまではどうなるんやろう……と不安やったんですけど、玄関のインターフォンを押して『サンタです』というと、わーーっ!!て子ども達がうれしそうに声を上げてくれて。どうしたらいいか分からないけれど『メリークリスマス』て入っていって。みんなが喜んでくれて、ほんとに良かったです。また来年もやりたいです」。
プレゼントも間違いなく(笑)子ども達に配られたようです♪

対して、ながたの寅さん・石倉さんは、一七市のイベントで、おなじみ寅さんの格好をして観衆の前に登場されたそうです!
「石倉さん、もうまるっきり寅さんですやん」と言う蔀(しとみ)さんに、石倉さんは「いやいや、本人はどきどきモンなんですよ」と苦笑気味。どうやら舞台に出るまで3、40分も躊躇したそうです(笑)
「でも出てみるとね、観客のみなさんがすごく喜んでくれてね」と石倉さん。
暗いニュースが流れる昨今、そして障害を持つ人にとっては『自立支援法』が大きな影を落とした年。
「やっぱり寅さんのような、笑いとあったかさが必要なんですよね」と、しみじみ語る蔀さんに石倉さんもうなずきます。
「寅さんみたいに『それをやっちゃあ、お終いよ』と言ってくれる人が必要ですよね」。
甥っ子・歩くんも「一七市のイベントでおじさんが寅さんの格好をして出てきた時、みんなの歓声がすごくて、通行人の人も『うわ~!寅さんや~!』と言って寄ってきてて。周りを幸せにする人なんやなぁと思いました」と、寅さんの凄さと、偉大なおじさんに感心しきっている様子です。
暗い今の時代こそ、寅さんのような人の温かさが求められているのですね。

アイtoアイズでは、いかにハンディを持った人も社会で共生していくかということをテーマに情報を発信しています。
「自立支援法についていろいろ伝えてきましたが、やっぱりどの人に話を聞いても『この法律で身動きがとれないようになった』と言う声が聞こえてくるんですね。この自立支援法については、私達が声を上げて伝えていかなければいけんなぁと思っています」。そう語る蔀さんの声にも、決意の色がはっきりと現れています。
「2009年こそは何か希望が持てる年になっていったら良いなあと思うんです」。

――明るい未来を作るため、アイtoアイズはこれからも障害を持った人々の生の声を届けていきます。

どうぞ今年もよろしくお願い致します!!

長田の「サンタ団」のみなさんをお迎えして(12月18日放送より)


今週の「より子のちょっと聞かせてもらいます」には、この時期にぴったりのゲスト、長田の「サンタ団」のみなさんをお招きしました!

お越しいただいたのは、結成当初から5年も続けていらっしゃる當(あたり)哲也さんと、新人メンバーの有地(ありち)仁美さん、石倉歩さんです。(石倉さんは、くららベーカリー・石倉泰三さんの甥っ子です!)

長田の「サンタ団」とは、クリスマス・イヴの夜、長田地区の子どもたちに、親御さんからお預かりしたプレゼントをサンタに扮して届けている若手ボランティアグループです。
クリスマスのサンタ活動以外にも、夏はお祭り、子どもたちとの工作大会など、長田中央市場の依頼を受けて、様々なイベントを影で支えています。

「サンタの格好で町を歩くんですか?」という蔀(しとみ)さんの問いに、當さんはごく当たり前のように頷きます。「最初は恥ずかしいかと思ったんですけれど、6人ぐらいのグループで行くので、『みんなですれば怖くない』ですよ」。「じゃあ24日はサンタがたくさん町を歩いているわけですねぇ!」
徒歩以外にタクシーのグループもあり、タクシーは企業に協賛していただいていています。そのおかげで、長田区内ならどこでも駆けつけることができるのです。
今年は受付も終わり、本日24日17時からは長田中央市場横の長田橋でサンタの出発式があります。申し込めなかった方も、旅立つサンタさんを見守ることができますよ♪

しかし、実はプレゼントを間違えるということもあるそうです!?
「サンタさんも、たまーに……うっかりしてしまうみたいで」。「『ありゃー』みたいな!」と笑う蔀さんに「はい。『サンタさん間違えましたー』と言って届け直します」と苦笑いの當さん。若干のハプニングもあるようですが(笑)「やっぱり子どもさんたちが、『サンタさんありがとう』って言ってくれると嬉しいですよね、やってて良かったなって思います」。
子どもたちにプレゼントだけでなく、夢と笑顔も届けているんですね☆☆

そんな素敵なサンタさんたちが集まる、長田のサンタ団。みなさんも若いチカラを発揮してみませんか?
17~30歳までの方ならどなたでも歓迎します♪ 長田ボランティアセンター(電話078-574-2408)まで、ぜひ一度ご連絡ください。

若手が元気だと町は元気になる!! こうした若手の地域ボランティアの輪が、どんどん広がっていくといいですね♪

または下の動画でも同じものをお聞きいただくことができます。

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カタログNo.18ぐろーりあの木のおもちゃ


作業所CraftsカタログNo.18は、「ぐろーりあ」の、お子さんが口に入れても安心!温かみある木のおもちゃです。


この可愛い“ころん”とした形のおもちゃは、その名もおむすびころりん。
ころころと手で押して転がすと、中の鈴がいい音色を奏でます。
材料の木はメープルで、みなさまご存知のとおり楽器などにもよく使わる、とても音のよい木です。大小二つの鈴をいれることによってきれいな和音が楽しめます。
また、まだ追いかけることのできない小さなお子さまのために、どこまでも転がって行かないように“おむすび”の形をしているんです♪
【サイズ】 径:6.2cm
      高さ:7.5cm
【お値段】 2,800円


もう一つご紹介するのは、子どもが大好きな車のおもちゃです。名前は「Go!Go!Car」。
信州の梨の木から作られていて、お子さまが遊ぶだけでなく、実は、大人が背骨にそって走らせるとマッサージ機に早変わり!?の優れもの!(元々そうした目的でつくられたわけではありませんので、効果のほどはお約束できませんが/笑)
【サイズ】 全長:13cm
      横:7cm
      高さ:9.5cm
【お値段】 2,800円

どちらのおもちゃも使用している塗料は、ドイツ生まれの環境にやさしいオスモカラー。
主成分は自然の植物油(亜麻仁油、アザミ油、ひまわり油、大豆油など)とワックス(カルナバ、カンデリラ)がベースです。
木材が役割を終えて燃やされても、塗料も一緒に燃えて自然に戻るだけで、有害なガス等は発生しません。
また、キュートなキャラクターが版押しされた「箱」もかわいいこの商品。作業所の女性スタッフがイラストを描いてはんこを作り、作業所のみなさんでぺたぺた版押ししているそうです♪♪
出産祝いや、小さなお子さまのお誕生日祝いにどうぞ!

こちらの商品は神戸・西元町の「みみずく舎」でお買い求めいただけます。

12月18日、1月8日の放送でも紹介されますので、ぜひお聞きください。

カタログNo.17あとりえすずかけのカレンダー&木版画


作業所CraftsカタログNo.17は、武庫川すずかけ作業所内にある「あとりえすずかけ」の2009舛次崇カレンダーと、額入り舛次崇木版画です。
舛次崇さんは、静かな植物の絵で定評のある方です。佐藤真監督の映画作品「まひるのほし」(1998)では、その制作風景を知ることもできます。


カレンダーは1つき1枚。すべて手刷り!で味のあるものに仕上がっています。
「カレンダーは毎年これ!!」と決めている方も多いそうです。
こちらはなんと、使い終わった後は切り離してポストカードにもなる優れもの。
予約生産をしていますので、お買い求めはお早めに。
【サイズ】 縦:10.5cm
      横:28cm
【お値段】 1,890円



木版画は白木の額入りです。家のどこに飾っても、まるでおしゃれなカフェに来たみたいな、素敵な空間を作り出してくれます。みなさん、アートな気分に浸りませんか?
【サイズ】 額縦:16.5cm
      額横:21.5cm
【お値段】 2,000円

こちらの商品は神戸・西元町の「みみずく舎」でお買い求めいただけます。
12月25日の放送でも紹介されますので、ぜひお聞きください。

障がい者だって「おしゃれ」を楽しみたい!!

さて今週は、ウィング神戸の「声のトゥモロー」と「より子のあ~じゃこ~じゃ。」を続けてご紹介します☆

先日、情報雑誌「びと」の取材に、「神戸服装専門学校」へ出かけたウィングさん。「こちらの学校では、ユニバーサルデザインの衣服をつくる取り組みを始めているんです」。
「障がい者の着る服といったら、やっぱりどうしても機能性重視になって、デザイン性はあきらめざるを得なくなってしまうんですよね……。」石山さんたちも実感していた、「おしゃれできない」という悩み。
そんな石山さんは取材先で、試作品のパーティードレスを着せてもらいました。「実際に介護施設などを回って障がい者の声を取り入れたそうで、上下や袖も別々になっていて着やすくて、着ると繋がって見えるんです」。
「すごく可愛くて、着てみたい!と思えるデザインでした」とは柴田さん。2009年3月1日には、ユニバーサルデザインの服を集めたファッションショーもあるそうです!

この話を継いで、「あ~じゃこ~じゃ。」では蔀(しとみ)さんがファッションショーに参加した話が……!
「私もね、12年くらい前に『高齢者と障がい者のためのファッションショー』に参加したんですよ。もちろん、モデルでね!」
蔀さんの知られざる過去に、ウィングさんからも「おお~!」と声が上がります。
「先生がね『あなたこれが似合うわよ』なんて言って服を合わせてくれて、お化粧もきれいにしてくれてね。自分では見えないけど、『あ、私だっておしゃれしてもいいんだ』って思えたんですよね。体が不自由だった頃は、親に『何着る?』って聞かれても、『なーんでもいいわぁ』なんて投げやりだったけど、もっとおしゃれすればよかったなって」。
「そうしたおしゃれが、障がい者だってもっと身近に、簡単にできるようになって欲しいですよね。『今日何着て行こうかな?』って考えることって、すごく楽しいじゃない」。
健常者だって障がい者だって関係なく、女の子はみんな、「おしゃれしたい!」って気持ちがありますよね。
ウィングさんも同感といった様子で頷きます。「学校は『企業にも知ってもらって、形にしていきたい』とユニバーサルデザインの服作りをもっと広げていこうとしていました。私たちも、『こんな所で買えますよ』『ファッションショーがありますよ』なんてことを、もっと発信していきます!」

「神戸服装専門学校」の記事は、ファッションショーの話も含めて、1月25日発行の「びと」2月号に載ります☆ ぜひお手にとって見てみてくださいね♪

***「びと」はウィング神戸が発行する、人と街をつなぐ神戸ユニバーサルライフ情報誌です。詳しくはこちらからどうぞ。

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